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「苦手な部下への対応法」5つの心得

こんにちは。笑顔あふれる社会を築く!
研修講師の杉山修です。
感情・言葉・態度・表情をベースとして自らが変化する支援を行ってます。

今回は新任管理職から相談いただいた苦手な部下への対応法についてお伝えいたします。

【相談内容】
この春に管理職に昇進いたしました。管理職になる以前から中堅の部下が自分に対し、そっけない態度を取ります。指示や仕事上で相談する際もきちんと向き合ってくれません。どうしたら良いでしょうか?

■苦手な部下に対する5つの心得
このような相談はよくあるケースです。自分が苦手と思っていると、日常の態度や表情から相手もあなたのことを苦手と思っている可能性もあります。まずは自分から対応を変えていく5つの心得をお伝えします。

心得1 苦手「意識」を一旦脇に置きましょう。
    
苦手というのは具体的な事象がなく、相手の雰囲気、日常の言動、仕事に
    対する価値観の違い等、さまざまな要因が考えられます。
    一旦、苦手意識を脇に置くことを心がけてみてください。

心得2 相手と関わる回数(接触回数)を増やしていきましょう。
    
苦手意識があると日常、相手と距離を置きがちです。最低限のコミュニケ
    ーションしかとっていない可能性があります。まずは相手と業務上の会話
    で少しずつ関わる回数を増やしていきましょう。

単純接触効果(たんじゅんせっしょくこうか、英: mere exposure effect)は、(閾下であっても)繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。
           出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

心得3 小さな依頼を積み重ねていきましょう。
    相手が仕事を引き受けやすい小さな頼みごとを積み重ねていきましょう。
    「あなたのことを頼っていますよ!」とのメッセージに繋がります。小さ
    なOKを取り付けていくことであなたとの心理的距離感が近づきます。

心得4 他の部下との公平性を保つ
    他の部下との公平性を保つように心がけましょう。上司も人ですから頼み
    やすい人にお願いしたい気持ちはわかります。しかし、他の部下はその光
    景を見て決してよく思いません。新任管理職は特に意識して対応を心がけ
    ましょう。

心得5 挨拶は自ら行う
    
挨拶は自ら行いましょう。あなたの価値を上げるチャンスです。管理職に
    なったから挨拶は部下から先にすることが当たり前と思っていたら大きな
    間違えです。苦手な部下とコミュニケーションをさらに良くしたいと思っ
    ているのであれば、挨拶も先手を打つことです。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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