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#1 場所・環境を変えれば人は変わることができるのか?

場所・環境を変えれば人は変われるのか?

答えは「ノー」です。
私は今、イギリスに住んでいます。

小学4年生の夏に短期留学してからずっと『イギリスに住むこと』が夢だった私。日本の文化や歴史は好きだけれど、日本という環境が大嫌いな私。日本では息ができず、日常生活もうまく送れていませんでした。YMSビザ(ワーキングホリデーに似たビザ)の抽選に当たり、イギリスへの移住を決意した私。出発前は、イギリスに住むことで生きづらさが解消され、変われるんじゃないかと思っていました。

しかし、それは幻想でした。

日本にいたときよりは息がしやすくなりましたが、外国人であるが故の苦労がたくさんあるのはもちろん、国特有の問題に直面することも多く、生きづらさは正直そこまで変わりません。

自分の選択で自分の首を絞めている、という部分もあるのですが… それを抜きにしても生きづらさにそこまで大差はありません。

変えるべきはやはり『自分』です。

自分が変われば、環境が変わります。人間関係も変わります。同じ場所に居たとしても、自分が変われば周りは変わります。

イギリスに移住した今、人生を良い方向に変えるのはやはり自分自身なんだ、と実感します。自分というのは、考え方・モノの見方・生活習慣…そんな表面的なものではなく「自分の中にあるルール」です。

みなさんは自分の中に刻まれているルールを把握していますか?そのルールたちと向き合っていますか?

自分の中にあるルールとは、これまでの経験・記憶・脳のクセ・気質… いろいろな要因から構成されています。特に虐待やいじめなどのネガティブでつらい経験は、歪んだ強烈なルールを生み出します。そのルールは、ポジティブな経験や成功体験を何度か得たからといって、自然と書き換わることはありません。

このルールから抜け出すのは、非常に難しいです。これまで何度も何度も向き合い、書き換え続けてきた私でも、毎回毎回多くの時間と労力をかけてようやく抜け出せる、の繰り返しです。1つから抜け出せても、刻まれたルールは山積みで、心も毎回折れそうになります。それでも私は自分を苦しめ支配する負のルールから抜け出したいと思い、日々行動しています。

このルールを書き換えることでしか人生は良くなっていかないし、生きづらさも弱まってはくれません。

大丈夫。人はいつでも、いつからでも変われます。

今の私には日本へ帰るという選択肢はありません。どれだけ大変でも、生きづらくても、今は外国人として生きる道を選んでいたいです。今後も外国人として日本以外の場所で生きることを選びたいと思っています。日本が落ち着ける場所になるまで、自分を磨き続け、刻み込まれたルールたちと闘います。

自分へのエールを大切に

なにかがうまくいかない時、路頭に迷って死んでしまうかもしれないと怖くなる時、私は意図的に『自分にエールを送る時間』をとるようにしています。自分の頑張りは自分にしかわかりません。

できたことに目を向けるのが苦手な私は、事象ではなく心に焦点を当てて心を励ますエールを送るようにしています。

現実はすこし脇に置いて。

それでいいんです。心が壊れてしまったら、全てが壊れてしまいます。できるかぎり優しく、大切に扱いましょう。(※自戒)


さいごに

実はわたし、虐待・いじめ・毒親育ち・発達障害のためのライフコーチとして活動しています。〝普通〟がわからなくて、できなくて毎日が苦しい… けど、どうしていいかわからない。いろいろ試してもうまくいかず悩んでいる…。そんなあなたは私の同志です!

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