見出し画像

バックル持込みでのベルト製作と金具の声が聞こえるか?

どこからともなく声がする。

捨てないでー捨てないでー と・・

このnoteを読んでもらえたなら、あなたにもきっと微かな声が聞こえてくるようになるでしょう。

コスパ コスパ コスパ タイパ タイパ タイパ

物事は簡潔に、ですか?

お使いのバッグやベルト、長い年月が経っても経っていなくとも処分されるということになる際には金具だけでも外して取っておきましょう。

また使えます。

はい、言いたいことはそれだけです。

ありがとうございました。

ここからは、うだうだ うだうだ あなたの時間をいただきます。

2024年、良い物がどんどんどんどん無くなって、
チープな物がどんどんどんどん増えてきて、

この先はどうなっていくのでしょうか?

コワイ コワイ


時代が変わり、進むにつれて
SugiSはどうあるべきか?
僕自身はどうありたいか?

あぁ めんどくさい 

そんなことなんて一切考えず、のみに集中して過ごしていれたらどんなに良いでしょうか、ただただ、今の僕には難しい。

そんな風に頭の中が電波の届かない時みたく グルグル グルグル 渦を巻く日々のさなか、バックルを持ち込んでいただいてのベルト製作をさせていただきました。

お持ちいただいたバックル・・これがまた楽しいバックルだったのです。

ブランドの刻印も小さくて良き、好き。笑

シンプルなバックルに見えますよね?
トランスフォーメーション

よく見て
おいおい
どういう角度になってんだ?
くるんと一回り
なんとリバーシブル仕様のバックル

とても楽しい

そんなバックル金具を使って再びベルトとして生まれ変わらせる コト

元のベルト長さを参考に
より使われる方の今に合うように全長と留める箇所の再調節
下が元々のベルト
バッチリ全面に入ったブランド刻印
すみません、これは僕の好みじゃない

新しいベルトは革の素材感のみを楽しんでいただく仕様に
ちょうど腰のセンターに掛かる部分は曲がるんですよね
剣先は近しいカタチで整える
ただのよくあるベルトにするのはナンセンス

その他のベルトとの決定的に違うところ
革と革の間に異素材の芯材を入れずに二枚の革の厚み調節のみで、ベルトのセンターに向かって膨らみをもたす仕様で、よりへたれにくく、強い仕様に。

これを実現するには革自体の厚みが厚いものじゃないとできない、
ただでさえ厚みのある革が少なくなってきた今の時代。

良い革と良い厚みの賜物です。
シンプルに、革らしく、長く使えるベルトとして生まれ変わりました。
金具からの声 あなたにも聞こえてきそうでしょ?

何かモノを処分する前には耳を澄ませてみてください。

なかなか、聞こえが悪い時には僕に聞かせてみしてください。


いつも読んでくれてありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!