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バッグの持ち手の側面の修理のバリエーションの一つとして

革で出来た持ち手がついたバッグを使ったことあります?

なんて質問は、ヤボなくらい皆さん使ったことがあったり、現に今この瞬間にも使われている方も多いと思いますが、使っているからこそ起きる困ることの代表の一つ。

革の切り口、側面が、なんかわさわさになったり、なんか色が剥がれたり、なんか色のついたビニールみたいな物がぴーっと引っ張って取れたり(ボンドや接着剤で自分で付け直すという人も多いですが、絶対に剥がれますし、そもそもひっつかない・・)ひどい時にはも取れちゃったり、なんか革が破れてたり、などなど・・

今こうして読んでくれてる
そう あなたです

あなたのバッグの持ち手はどうですか?


もし、変な感じになってたら・・

見て見ぬふりもできますし、
我慢して使っていくこともできますし、
気にせずに使っていくこともできますが、

一度でも認識してしまうと使うたび気になってしまう・・

そして、使わなくなる


やっぱり
直しましょうよ。

そんなに高い金額にはならないと思いますので・・
(見てみないとなんともですが・・)

ただ何事もシンプルが一番ですが、ここの部分というのはとてもとても複雑で様々な要因が絡んでくる部分でして、も少し詳しくは過去に書いたブログでも見ていただけましたら・・


まぁ結局は直しましょうということにはなるのですが・・

直し方のバリエーションの話です。

さぁいきましょー

手に持つ部分はやはり負担がかかる部分ですので、他の部分よりも剥がれやすくなります

革と革の間に芯材が入っているものも多くありまして、
それが見えてきたりすると余計にビミョーな見た目に・・
今回のバッグはそれ自体のサイズが大きいこともあり

バッグが大きい=荷物が多く入る=重たくなる=持ち手により負担がかかる

また剥がれる
厄介なことに使われている革も非常に液が定着しにくい革でして、
また剥がれてくることは様々な角度からの考察の上で

はい確実です


じゃあ、どうするのか?

僕が自信をもってオススメできるカタチはこれしかない。

覆う
修理のバッグは僕が製作したモノではないので、僕のフィールドのモノではない
だから
こちら側のフィールドに持ってくるという発想
なんか、さっきのカッコ良く言い過ぎですね

僕が普段扱っている革で傷んだ部分を全て覆うということです。
全然、特別なことではないです、はい、調子のってすみません。笑
でも、こうすることでもう剥がれたりは絶対にないのです。

なぜ言い切れるのか?
僕が普段扱っている革を剥がれたりしない液で色を付けているからです

なかなか、世の中言い切れることって少ないですが、
今回は言い切れます。

絶対に剥がれません 笑
覆うということは、一つ新たなパーツが増えるということになりますが
近しい色味と表情の革があればそれはそれで万々歳

なければ、
思い切って色を大胆に変えてみて、それすらも楽しむというのはどうでしょう?

昔の穴あきズボン補修のパッチみたいなイメージで。

当然、僕も一緒に色合わせ等考えさせていただきます、
意外と初めの状態よりオリジナリティが増してより良くなったりなんかして・・

も一つ言えば、最近のバッグ持ち手が頼りないものが多かったりしますが、
革のパーツで覆うことで頼りがいのある、じゃなくて持ち手へと進化させて
より安定して使っていけるという、そんな+の要素もあるかと思います。
これは革の持ち手に限らずの話にもなりますね。
今回のバッグは本当に近しい色味と表情の革がありましたので万々歳

それはもう初めからそうだったよね? な出来上がりとなりました

万々歳です

ありがとうございました。



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