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コバの補修について、なんだそれって人へ

という題にしても、分かるのは革を扱う人だけでしょう・・か?

コバなんて呼び名だから分かりにくい、いわば革の切り口です。

人参を寝かせて切ったなら、その切断面です。

金太郎飴の出てくる出てくる金太郎です。

それがコバ。

そんな地味な場所ですが、革でモノを作る人にとっては気持ち悪いぐらいにこだわる場所の一つ、ここがバシッと決まるかどうかでモノの見え方が全然違ってくるのです。(長く使っていく為の補強ということも当たり前にあります)

そんな切断面に革職人は何をするのか?

「とにかく綺麗にする」

どうやって綺麗にするのかは、革による違い、液の違い、様々なやり方、人によっての違い等が物凄くあるところ、こうして書くだけでいかにマニアックな部分の話となるか・・です。

それでも気になる未来のコバ愛好家は、便利な時代ネットや、youtubeで聞いてみてください。
恐らく見てすぐに自分でできる!ってことにはならないかと思いますが、だいたいの要領は分かるかと・・
まぁそれぐらいに革や液の選定や重ね具合なども難しいところです。

ま、そんなマニアック野郎は置いといて、
大切なのは実際に革製品を使われるあなた。

きっと、
「なんだか、剥げてきて気にはなるけどよく分からないし、きれいにしたいなと思っても自分ではできないな。とはいえ、どこに相談すれば良いんだろう?」
という長い独り言があったりなかったり?

中には、自分で「えいやっ」と黒マジックで塗るという荒業ストロングスタイルの猛者も。

革の切り口、
そんなコバの補修のはなし。


Louis Vuitton  old bag

剥がれる代表箇所
「持ち手」
やはりここは負担が一番かかるところですので、年月の経過で致し方無い部分もあります。

ただ、こうして切断面が見えてる作りは補修が効くという良き要素も。
もう一度、手を入れれば綺麗になる

とはいえ、持ち手の素材次第では難しい事もあります。
年月が経てば、どうしても角から擦れていく・・

まぁそれは人が使う物にとっては必然であり、正しいこと。
今回のバッグは本体が赤色で切り口は黒色がデフォルト

この配色だと、よりコバ(黒)をビシッと決めればバック自体が決まります。
しっかり使われていた証拠ですよ
綺麗にしてあげたなら、またしっかりと使ってあげてください
当然、初めに見させて頂く際に切り口以外のバッグの状態が
今後もまだまだ使っていける状態か?チェックさせていただきます

コバは綺麗になったけど、他の部分がすぐにアレで使えない・・なんて愚の骨頂。
引き締まって見えるのは、僕だけか?
いや、人間にならそう見えるはず。

今回はコバの補修と全体のケアを。
お手入れするだけで、もうね、雰囲気全然変わってくるのです。
散々、綺麗に綺麗にって謳ってきといてあれですが・・


僕は切り口が剥がれてきたのを綺麗にしなくても良いパターンもあると思ってます。
むしろ、そういった事も含めた一つのモノとしてのカッコ良さということも、間違いなくあります。

ただ、一つのモノとしてそういう雰囲気をまとうまでには色々と条件はかかってはきますが・・これもまた奥が深いっちゃあ深いところで、文章に書く能力が壊滅的にありません。すみません。

喋るのならイケマス!

まぁこんなマニアックな話は置いといて。

とにもかくにも、あなたがお使いのモノのコバ
「綺麗にできる?できない?した方が良い?どう?判断はどうしたら?」

めちゃ簡単です、

その為に僕が、SugiSがあるのです。

いつでもご相談ください。

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