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2022年 my10大ニュース

2022年も今日で最後ですね。

恒例としているmy10大ニュースを、記録として今年も書き残しておこうと思います。

(第10位)3年ぶりの非常勤講義、集中講義の対面再開

 2022年は3年ぶりに再開したものが多かった1年になりましたが、非常勤で教えている大阪公立大学大学院(都市経営研究科)、集中講義で教える島根県立大学(地域政策学部)も対面講義が再開となりました。オンラインでももちろん教えられないことないのですが、やはり関係性構築はオンラインだけでは無理です。対面講義を再開し、改めてその実感が確信に変わった次第です。
 蛇足ながら、毎年夏に行っている家族旅行や福岡帰省も再開ができ、親子水入らずではないですが、子供たちにとってもよい「拡大家族団欒」となりました。

(参考1)大阪公立大学大学院(都市経営研究科)
https://www.omu.ac.jp/gsum/

(参考2)島根県立大学(地域政策学部)
https://hamada.u-shimane.ac.jp/department/chiikiseisaku/

(第9位)学内で新しい委員のスタート

 2022年から勤務校では学長・副学長・事務局の3役が新体制になったこともあり、委員体制も新しくなりました。私も長年担当した教務委員から広報委員(職務代行者)へと変わり、早速オープンキャンパスの企画から担当をさせてもらいました。結果は過去最高の486人の高校生にお越しいただくことができました。

 その他地域連携の役としては、市民学習部の後継組織として、市民リエゾンユニット長を拝命し、市民講座、田舎力甲子園(実行委員長)、北近畿高大社連携フォーラム(幹事)などをプロデュースさせてもらったほか、学内では、北近畿地域連携機構市民NEXTユニットメンバー(職務代行者)、施設整備に係るワーキング(メンバー)、福知山モデル研究会(メンバー)、初級地域公共政策士プログラム担当者会議窓口代表者、地域経営学部地域経営学科地域経営演習Ⅰ窓口代表者、地域経営学部地域経営学科公共経営系窓口代表者を務めました。

(参考)オープンキャンパス
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21699/

(参考)北近畿地域連携機構市民リエゾンユニット
https://www.fukuchiyama.ac.jp/kitare/news/

(参考)田舎力甲子園
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/24199/

(第8位)学会や行政等における新しい役職拝命

 2022年は学会や行政での新しい仕事が増えた年でもありました。学会では日本地域政策学会の編集委員は継続ですが、自治体学会では企画部会委員を拝命しました。現在鋭意次年度の分科会企画を検討中です。このほかまだ書けませんが、あと2つの学会で企画委員を拝命し、議論を始めてます。
 新しくお引き受けした行政等の委員は以下の通りです。とりわけ時間をかけたのは、京都府の母子手帳の検討委員会。これは京都府の少子化対策(子育て支援)審議会の委員としてお引き受けした仕事でした。母子保健は専門外ではありますが、自身の子育て経験やも踏まえつつ、専門家の皆さんの議論を整理する座長役でやりがいがありました。母子手帳は5年に1度の改訂ですので、2023年度からここでの議論(素案)が活用されることになります。

・京都府京都版母子健康手帳の作成に関する検討会座長
・京都府消費生活相談体制等有識者会議
・京都府観光戦略会議委員
・京都府知事選挙等に係る臨時啓発委託業務の公募型プロポーザル外部有識者
・与謝野町公共施設等マネジメント推進委員会委員
・与謝野町クラウドファンディング型ふるさと納税活用事業審査会委員
・宮津市総合計画等有識者会議委員
・京都府立宮津天橋高校学校運営協議会会長
・兵庫県立柏原高等学校普通科改革における新学科設置事業における運営指導委員会副委員長
・養父市教育のあり方検討委員会
・守山市新庁舎カフェ運営事業者選定審査会 会長
・神戸市王子公園再整備大学公募要項アドバイザー
・一般財団法人地域公共人材開発機構高校資格ワーキング座長

(参考1)自治体学会
https://www.jigaku.org/組織/部会-委員会/

(参考2)京都府京都版母子健康手帳の作成に関する検討会
https://www.pref.kyoto.jp/kosodate/boshitecho.html

(第7位)新しい媒体への寄稿、連載の継続

 2022年は論文や学会発表のほか、以下4本の雑誌に寄稿しました。テーマは自治体の副(兼)業が2本、公立大学関係が1本、若者の地域づくりが1本。
 その他、綾部の地方創生本で著名な蒲田正樹さんから取材を受け、インタビューが『新しい「田舎生活」のすすめ-「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41-』という単行本に掲載されました。

(参考1)『滋賀県市町村職員研修センター研修情報誌HIYAKU』2022.3「自治体における副(複)業活用による人材育成」
https://hiyaku.or.jp/download/html/publication/hiyaku2022.pdf

(参考2)『月刊自治研』2022年1月号「「地方の時代」から「地方公立大学の時代」へ~LXの担い手としての地方公立大学~」
https://www.jichiro.gr.jp/jichiken_kako/backnum/2022.html#01

(参考3)『市政(11月号)』「若い世代との協働で実現する 活力ある、持続可能な地域づくり」
https://www.toshikaikan.or.jp/shisei/2022/202211.html

(参考4)『自治体国際化フォーラム(Vol.398)』「自治体の海外展開における人事・組織戦略~副業・兼業の活用など~」
https://www.clair.or.jp/j/forum/forum/articles/index-398.html

(参考5)『新しい「田舎生活」のすすめ-「移住立国あやべ」で見つけた、ワクワクのヒント41-』(蒲田正樹、育鵬社)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/23036/

 そのほか、日刊建設工業新聞と北近畿経済新聞の2紙の連載は原稿を落とさすずに24本書きあげることができました。

(参考6)日刊建設工業新聞「所論諸論」
(2022年12月13日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/24263/

(2022年11月8日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/23486/

(2022年10月11日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22959/

(2022年9月13日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22533/

(2022年8月18日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22187/

(2022年7月12日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21594/

(2022年6月7日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21036/

(2022年5月10日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/20516/

(2022年4月12日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/20095/

(2022年3月3日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/19407/

(2022年2月15日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/19172/

(2022年1月27日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/19024/

(参考7)北近畿経済新聞「せせらぎ」
(2022年12月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/24331/

(2022年11月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/23825/

(2022年10月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/23042/

(2022年9月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22617/

(2022年8月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22199/

(2022年7月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21736/

(2022年6月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/21282/

(2022年5月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/20683/

(2022年4月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/20140/

(2022年3月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/19263/

(2022年2月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/19263/

(2022年1月21日)
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/18934/

(第6位)ゼミ生の京都から発信する政策研究交流大会優秀賞受賞(12.18)

 大学コンソーシアム京都主催の「第18回京都から発信する政策研究交流大会」。こちらも2年間のオンライン開催を経て、今年は3年ぶりに対面形式で開催されました。私のゼミは事前の論文審査を通過した63チーム(11大学)に入り「京都丹後鉄道の持続可能性を高めるリーダーシップ~三陸鉄道を参考とした地域と鉄道との関係性の構築~」をテーマに発表し、見事に優秀賞(実質2位)を取ってくれました。優秀賞の受賞は前任校以来でしたので、喜びもひとしお。教員冥利に尽きますね。

(参考)京都から発信する政策研究交流大会
https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/24344/


(第5位)京都流議定書×講義コラボ(11.9)

 2008年から続く京都流議定書(主催:ウエダ本社)。この15回目が北部は与謝野町(ATARIYA)と宮津市(天橋立ワイナリー)で開催され、私もコーディネーターとして参戦(登壇は2014年以来8年ぶり)。テーマは「人類学から新しい民主主義を考えてみる」という遠大なものでしたが、登壇されたパネリストが、仲 隆介 先生(京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科デザイン・建築学系 教授)、大野木啓人 先生(京都芸術大学 教授/常務理事)、高橋そよ 先生(琉球大学人文社会学部琉球アジア文化学科 准教授)、民谷共路 さん(民谷螺鈿株式会社 代表取締役)、楠 泰彦さん(クスカ株式会社 代表取締役)、梅川忠典 さん(リージョナルフィッシュ株式会社 代表取締役社長)、北林 功 さん(Design Week Kyotoファウンダー)、阿座上陽平 さん(Zebras and Company 共同代表)とユニークな経歴の皆さんばかりでしたので、終わってみればあっという間の非常に有意義な議論となりました。なお、当日は自身の担当する講義も連動させ、勤務校の学生たちにもこの議論を聞いてもらったのがポイントです。

(参考)京都流議定書 
https://kyotostyle.jp/kyotoryu/

(第4位)教育業界のキーパーソンとコラボ(10.1、12.3)

 最近は高校とのコラボが増えていることもあり、高大連携に力を入れています。そうした中、2022年は教育業界のキーパーソンの先生方と仕事をご一緒する機会に恵まれました。その中でも特に印象に残っているのは以下のお三方。
 お一人は元文科副大臣/東京大学教授/慶應義塾大学教授の鈴木寛先生。鈴木先生は10月1日に本学北近畿地域連携機構市民リエゾンユニット主催の「(仮称)北近畿高大公連携フォーラム設立記念シンポジウム」の基調講演にご登壇いただき、交流させてもらいました。
 お二方目は元堀川高校校長で独立行政法人教職員支援機構 理事長の荒瀬克己先生。荒瀬先生は大学コンソーシアム京都の高大連携推進室でご一緒していたのですが、現在は東京でお仕事をされているので、久々のコラボでした。
 お三方目はは元京都大学教授で学校法人桐蔭学園 理事長の溝上慎一先生。高等教育界隈で溝上先生をご存知ない方はいないでしょう。完全に初めましてでしたが、パネルディスカッションで刺激的な意見交換をさせていただきました。
 ともあれ、熟議や探究、アクティブラーニングという言葉を少し勉強すれば必ず辿り着くお三方。そんな素敵なキーパーソンの先生方とご一緒でき、光栄でありました。

(参考1)北近畿高大公連携フォーラムhttps://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22810/

(参考2)高大連携教育フォーラムhttps://www.consortium.or.jp/project/kodai/education-forum

(第3位)LINK topos(全国公立大学学生大会)の福知山開催(8.31~9.2)

 2011年の東日本大震災の災害ボランティアから生まれた全国公立大学学生大会「LINKtopos」。こちらもリアル開催は3年ぶりでしたが、11回目大会を本学福知山公立大学に招致し、全国から24校、91人の学生(参加学生75人、運営学生16人)が福知山に集ってくれました。私も公立大学協会企画チーム会議委員の一人かつ開催校担当者として伴走させて頂きましたが、まちあるきもでき、リアルな交流ならではの良さ、貴重さを噛みしめる3日間となりました。

(参考)LINK topos(全国公立大学学生大会)
 http://www.kodaikyo.org/?page_id=7568

(第2位)5大学インゼミ@岩手県大槌町(8.26~8.28)

 岩手県立大学(2022年より)、神戸大学、京都産業大学、東北公益大学、福知山公立大学で実施している5大学インターゼミナール。コロナ禍により2年間オンライン開催を余儀なくされましたが、3年ぶりにリアル開催ができました。フィールドは東日本大震災の中でも犠牲者の数が多かった岩手県大槌町。約10時間かけ岩手の沿岸部に訪れた訳ですが、震災学習列車への乗車、被災地でのフィールドワーク、キーパーソンへのインタビュー調査、壁新聞の作成と2泊3日で本当に多くの充実した学びを得ることが出来ました(ここでの学びや出会いはその後、卒論や政策コンペ、論文やコラム作成など様々な化学反応に繋がって参ります)。
 
(参考)5大学インゼミ
 https://www.fukuchiyama.ac.jp/news/22533/

(第1位)長女の小学校入学(4.1)

 2022年4月から上の娘が小学生となりました。これまでは毎日幼稚園まで送迎をしていましたが、小さな体に大きなランドセルを背負い、毎日小学校に楽しく行ってくれています。入学式や運動会、授業参観も通常開催となり、小学校の様子が分かるのもありがたいこと。ただ、自分の小学生時代と違う点もあり、例えば、男女関係なく「さん付け」で呼ぶ、学校からの連絡はほとんどアプリでくる、タブレットの宿題があるというのは大きな変化です。昔は「読み・書き・そろばん」でしたが、現代の子たちは「読み・書き・タブレット」であることを実感しますね。ともあれ、地方自治の原点は家族自治。今年も多忙ではありましたが、優先順位は家族が1番です。

以上をまとめると今年の私の一字は

「再」

となりますかね。

色々な再開や再会に感謝です。

というわけで、今年もお世話になり、ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。


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