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婚活の思い出(のろけあり注意)

こんにちは。にゃかです。

婚活してる時のことをふと思い出したのでここに残しておこうと思います。
(昨日、昔の写真を見ていろいろ考えてしまった)

病気持ちの私がフツーの人のようにマッチングアプリや友達の紹介などで恋愛するのはちょっと難しそうだなと思って28歳の時にオーネット(その後退会)、31歳の時にパートナーエージェント、いわゆる「結婚相談所」に登録して婚活をしていた時期がありました。昔は持病があると入れない結婚相談所があったそうですが、今時はそんなことも無いそうです。

結果、パートナーエージェントで活動2か月ほどで今の夫と無事成婚退会出来たのですが、そこに至るまで本当にいろんな人とお見合いしました。

自分は早稲田にどうしても入りたくて学習院の指定校推薦枠が受かりそうだったのを断って浪人するも浪人時期に鬱期がかぶって、全く動けず、結局都内のフツーの女子大に行った人間なので、婚活時もやたらと学歴にこだわってました。

で、お見合いの仲人さんたちにも「頭がいい人に憧れるから高学歴の人を選んでほしい」とお願いして回ってました(笑)

その中でも思い出深い二人を挙げてみようと思います。
個人が特定されない程度に、ぼかしてますが。

出会った人①
京大卒、某海運業界の総合職、現在も社会人ながら早稲田の院に通い勉強に励むお兄さん

こんなに頭も良くて仕事もできるならさぞ素晴らしい人が来るかと思ったら、「兄は地元じゃ有名な弁護士で、僕はずっと比べられて負けてます」と会ってすぐ宣言。ええ!?あなたみたいな高学歴で負け!?ってこっちがどんどん落ち込むお見合い。
勉強熱心なのは大変刺激になって、自分も社会人だからとあきらめず大学院に行ってみたいと思った。
しかし、とにかく多忙でレスポンスが超遅い。「ご飯行きましょう!選びます」というも、「お店がなかなか決められなくて・・」と言ったきり前日夜まで連絡がなく、脈ナシと判断しお断り。

出会った人②
東北大卒、USCPA(米国公認会計士)、簿記1級所持、超有名メーカー経理部門勤務

ここまで資格も持って専門性が高いのに、なんか暗いオーラが漂ってる・・と思ったら会って3回目くらいで「実は仕事が激務で休職中です・・閑職に追いやられる可能性も高く、今後もう僕はだめです。どうしたらいいでしょうか??」と突然の人生相談。聞くとご自身に離婚歴もあって婚活が怖くて・・とのこと。まずは体調を直して(´;ω;`)!

これ以外にも何人もあってたのですが、良い人=高学歴とは限らず・・というか、みんな婚活に疲れて人生相談みたいなことばっか言ってくるのでもう本当に疲れました。

あとまれに、絶対専業主婦になって子供を育ててくれとか(そもそも子供は授かり物だから絶対なんて無くないか!?)
女子は家事だけしてればいいから(やたら上から目線)とか・・
わけわからん亭主関白なことメッセージで言ってくる人も数人いて頭の中ぐちゃぐちゃになりました。

なんか、婚活がきっかけで私の学歴コンプも吹っ飛びました。
頭がいいからこそ、プレッシャーを感じて思い悩んでるんだ・・と知ったら、ロクに努力もせず、病気を言い訳にチャレンジもしなかった私が「大学が~」云々言えねえなと悟りを開く。

が、ぶっちゃけると結果的に結婚したのはやっぱり高学歴男子でした。(ズコー)

いや・・今までの男子とどう違うんかい!というと、オタクならではの行動力の高さでしたね。ミルキィホームズ、ラブライブ!などなど数々のアニメコンテンツのイベントで鍛え抜かれた即行動しないと!という信念を感じられて本当に楽しかった(今ももちろん楽しいです)

出会った人②(働きすぎて倒れた人)に1時間半以上とある公園の寒空の下人生相談されて凍えながらどうしよう・・と悩んで、お見合いからの仮交際段階だった今の夫に「いや~こんなことがありました(笑)!びっくりして凍えて動けなくて、なぜかめちゃ歩いて東京駅に突っ立てます!」とLINEで言ったら

「じゃあ今からすぐ東京駅行くよ!ちょっと待ってて!暖かいところにいて!」

と、テニススクール帰りにもかかわらず、ダッシュで支度して電車で30分後に来てくれました。本当嬉しかったですね。

実はこれを話すとみんなに驚かれるんですが、この時点で夫と結婚を意識しその場で結婚相談所の仲人さんに会いに行き「この人と結婚してもいいと思います」宣言。よって二件目の結婚相談所で活動2か月ちょっと?で退会決定。

今思うとこの判断は間違ってなかった!!!!(のろけ)
本当に結婚て縁ですね。

夫も軽度のADHDがあって通院してると知り、私も病気のことをその日に話すと、「全然良いよ!」で終わり。
今まで病気があるというと露骨に嫌な顔する人も居たので、これには驚きでした。

その後も持ち前の熱心さで私の病院に行って先生から話を聞いたり、自分で私の躁鬱のこと調べてくれたり・・本当に助かりました。
あと、オタクなのでフットワークも軽く、「ここ行きたいなあ」「このことで困ってるんだ」というと即調べて行動!嬉しいね。

あ・・余談ですが、躁鬱の恋愛のことで思うのは、「寛解か、ほぼ寛解に近い安定した状態」で婚活したほうがいいなと。
婚活中に躁や鬱にぶれたときに出会った人は今思うと全然良くなかったです。というか人が弱ってる時に寄ってくる男性はやばい。なんかモラハラ気質な人ばっかだった。

こう書くと、婚活いろいろあったなあ。懐かしい。
(夫ののろけは小出しにこれから別記事でちょこちょこ書いていきます。ここじゃ書ききれん。)

婚活のおかげで精神が鍛えられた気がしますよ、ほんと。
仲人さんいなきゃ恋愛相談乗ってもらえないし、倒れてたよ。

というわけで、病気持ちでも結婚はできるので、結婚したくなったら試しに婚活しようというお話でした。





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