見出し画像

自分自身へのメッセージ。今後の創作方針 #創作大賞2025に向けて

 こちらは「たおたお様」の企画、「創作大賞2025に向けて」の記事です。

 この記事は、完全に自分自身に向けたメッセージにしようと思う。
「形式は自由」ということなので、お言葉に甘えさせていただく。

 思いのまま書き殴っているので読みにくいかもしれない。

 また創作大賞だけでなく公募にもチャレンジしていきたいので、それも合わせてざっくりと「今後の創作方針」を書いていく。

わたしの好きな作風はコンテスト向きか? 「今のわたしの力で書ける」ものか?

 これは最近よく考えていることだ。

 正直に言うと、わたしは「何も起こらない作品」がけっこう好きなのだ。

 大したことは何も起こらないけど、そこにいる人々の機微が読み取れるような作品。
 好きだ。

 しかし、これは果たしてコンテスト向きなのだろうか?
 どうも、そうではない気がするのだ。
 そうではない、と言い切るより、難しいジャンルと言い換えた方が適切か。

 コンテストに出すには、いささか「薄味」すぎるように思えるのだ。

 そして何より、これは「上手い人」が作るからこそ懐石料理のような繊細さが出せるのであって、今の私が作ったところで、ただ水道水を温めただけのお湯にしかならないのかもしれない。

 例えば、私が先日書いたショートショートの企画のこの作品。

 ……いや沈めなきゃ!
 もちろん私はこのオチで悪かったと思っているわけではない。私はこういうのが好きなのだ。
 でも、それはそれとして、コンテストまでに「しっかりと寺を沈める作品」を書けるようになろう。意識的に作っていこう。

 二郎系ラーメンほどコッテリにしなくとも、鶏白湯レベルの作品を満足に作ることができなくては読者を楽しませることは難しいように思える。

 勇者が魔王を倒すとか
 他の星が地球に攻めてくるとか
 連続⚪️人とか
 泥沼の恋愛とか

 思えば、そういう「味濃いめ油多め」の物語をほとんど書いてきていない(逆になぜその王道を飛ばしている?)

 まずは、これらにチャレンジしてみよう。

 いつの日か、極上の「梅白湯」を作るために。

創作大賞2024落選の『ツイスト・イン・ライフ』を、もう一度掘り起こそう

 何度紹介しているかわからないが
 創作大賞2024に応募した、謎に10万字超えの処女作。

やっとマガジン作った
 作品の出来栄え云々は抜きにして、私にはどうもこの作品が、設定の宝の山になっているように思えて仕方ない。

 自分の頭の中にはもっともっと出したい設定があった。でも、さすがに文字数が多くなりすぎるということで割愛していた。

 本作は四人の主人公の視点で物語が進む。これだと一人一人の設定がどうしても浅くなり、登場人物も多くなり、深掘りすると文字数はさらに多くなり……どうしたものかと悶々としていた。
 実際に、小説の書き方のようなサイトをいくつか見てみたところ「複数主人公の群像劇は難しい」という旨が書かれていた……なぜこの形式にしてしまったのだ俺よ。

 だからこそ次は「この中の人物の一人にフォーカスし、そのキャラ目線での作品を一つ書いてみよう」と考えている。
「四人の主人公が出会うシーンが好き」というコメントも多く頂戴しているので、悩ましいところだが。

 あとは、もっともっと現代に合わせた設定にしよう。キャラクターの価値観が、僕が十代~二十代前半の平成中期くらいで止まっているように思える(成功→テレビに出る、など、ちょっと古いなと)

 まぁそれらはおいおい考えることにするとして……

 自分の中で、この作品が最も熱量も時間も投下した作品だ。
 小説未経験の人間が、思いつきで5月のGWに書き始めて、7月の頭に10万字を書き終える。
 完成度とか内容の良し悪しはともかくとして、けっこう「頭おかしいこと」をしたと思う。

 でも、大賞を取る人はきっと、もっともっと「おかしな人」だ。もちろんいい意味で。

 だから、まだまだこんなのはスタートラインに過ぎない。

 とにかく、この『ツイスト・イン・ライフ』を元にして納得のいく作品をひとつ作ること。
 それが次の創作大賞に向けての最も大きな目標かな。

会心の作で挑もう

 コレに尽きる。
 創作大賞でも公募でも、どちらに挑む場合もだ。

「これで大丈夫かな……?」では決してない。
「これしかない!」というものを出さなきゃならない。

 なぜなら、素晴らしい才能に恵まれた人が全身全霊をかけて挑んでくるのが、創作大賞ならびに公募のはずだからだ。

 それならば平凡な私はどうだ?

「これで大丈夫かな……?」
 たぶんダメだろう。

 会心の作を作るためには、可能な限り時間を投下することと、綿密な設定を練る必要がある。とにかく設定づくり頑張ろう。
 そして、三作は、作りたいなぁ……欲張りかなぁ……(突然の弱気)

心身の健康に気をつけよう

 たぶん、何をするにしろこれが一番大切だ。
 〆切直前などは少し無理をする場面も出てくるとは思うが、基本的には健康第一で生きよう。

 酒を飲みすぎない。
 糖質と塩分を摂りすぎない。
 ちゃんとジムに通う。
 メンタルがしんどいときはリフレッシュする。
 夜勤以外のときは睡眠時間を確保する。

 残念なことに今は少し風邪気味だ。

noteさんへ

 ヒューマンドラマ部門の創設お待ちしています。(恋愛小説にもお仕事小説にも微妙にかぶらない範囲の……出版社さんの需要ないのかな)

いいなと思ったら応援しよう!