【時を刻む】自己紹介その1
杉本泰宣、noteはじめました
2019年10月に独立してから5年が経過しようとしている中、インプットばかり増えアウトプットする機会が少ないことが課題になってきている。同時に「杉本さんは何をしている人?」と、聞かれることが多くなってきた。自分の頭の中を整理するためにも、アウトプット先としてnoteを活用してみようと思っている。…が、表向きの言い分で、実のところ、私のサポートをしてくれているYUPICOFに書きなさいと尻を叩かれているというのが本音だ。
大阪生まれ福井のお寺育ち
1979年大阪生まれではあるが、幼少期は福井県大飯郡高浜町で育った。青葉山の中腹に建つ中山寺というお寺で住職をしていた父と、ピアノの先生をやっている母の間に二男として生まれた。2つ上の兄と3つ下の弟に挟まれた真ん中っ子というのがアイデンティティである。男3人、よく喧嘩をした。
家がお寺ということもあって、何かとお寺の行事を手伝うことが多かった。高浜町は夏になると海水浴場として賑わい、我が家でも祖母が『松の坊』という民宿を運営していたので、一般的な家庭よりも人が出入りする場所で育ったともいえる。
一風変わったオールラウンド型の経営者
今は合同会社CIRCULATION DESIGN STUDIOという会社を営んでいる私だが、紆余曲折あった。詳しくは少しずつ書いていくとして、まずは簡単な経歴から。
お寺に生まれながら小さい頃に建築家を志し、小中高と成績は悪くなく大学では建築学科へ。そのまま建築の仕事に就くはずだったが、大学を卒業する2002年は過去最高の就職氷河期。求人も少なかったことを理由に「高野山真別処」という修行道場に入り僧侶の資格を取得した。その後、バックパッカーでヨーロッパ建築を巡る旅へ。帰国後、設計事務所を渡り歩き、2011年1月に一級建築士の資格を取得。大手設計事務所でバリバリと建築設計をこなしていくのだが、何故か、何の由縁か、2024年現在は滋賀県長浜市で古民家を改修したゲストハウスとカフェを経営しながら、東京と滋賀の2拠点で建築と不動産とまちづくりのコンサルティングをしている。
都市と地域を繋ぐ
合同会社CIRCULATION DESIGN STUDIOは、『都市と地域を繋ぐ』ことを目的に事業を推進している。ビジネスは人が集まっているところで進めることが効率的。その結果、都市と地域には大きなギャップが生まれていることが課題だ。そのギャップとは、教育・人材・商品・デジタル・サービス等と具体的にあげれば沢山あるが、何よりも自らが両方を行き来することで、様々な『人、もの、事、サービス、金』が動き始め、知見の共有により、ギャップが埋められるのではないかと思っている。同時に『都市と地域』はどちらが良いか?という議論があるが、私はどちらが良い悪いの二項対立議論ではなく、それぞれにそれぞれの良さがあると思う。その立場に立ち、その場所の良いところを引き出していくのが我々の役割だと感じている。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回は「デュアルライフの原点について」。
これからマイペースに、定期的に発信していく予定ですので、気長にお付き合いください。
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