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旅する船大工になりたい
ここ数ヶ月、理想的なデザイナー像を
船大工に重ねて考えています。
そのきっかけは、ワンピースに出てくる
麦わら海賊団の船大工
フランキーの仕事ぶりに感動したからでした。
(変態になりたいわけじゃないよ)
特にこのシーン。
このシーンなんですよ!!
もう涙なしでは読めない感動のシーンなのですが
これまでの航海を身を粉にして支えてきた
ゴーイングメリー号との号泣の別れから、
どれだけ一味がその船を大切に想ってきたかを察したフランキー。
なんと自分が作った新しい船に、ミニメリーとして復活させてくれるんです。
クールなゾロに「最高の心遣い」と言わしめる、まさに最高の心遣い!
他にも、釣り堀水槽に、みかん畑に、大きなお風呂に、鍵付き冷蔵庫...
クルーひとりひとりの「わぁー!嬉しいっ!」のポイントをしっかり押さえた上で
自分のこだわりとこの先の航海への安心感もちゃんと詰め込んだ作品作り。
行き届きすぎです。
久々に読み返したワンピースで、このシーンが目に留まり
こんなクリエイターになりたい!と思ったのでした。
これまで会話や文章では
デザイナーという職業を「武器職人」に例えることが多かったのですが、
最近は「船大工」の方が近いのかなと思っています。
武器職人は街にいて、冒険者たちを見送るだけですが
自分自身も未知なる旅はしているし
何より、冒険者に伴走して、旅途中のメンテナンスや武器・道具の開発もしてあげたいと思うから。
心置きなく旅を続けられる「安心感」と
前に進む力をもらえる「ワクワク感」に
危険な航路を切り開く「攻撃・防御力」を兼ね備えた
船や武器・道具を必要に応じて作り出し
終わりの無い行き道を助けていきます。
また自分も自分の船で旅をして
あちらこちらで旅をするパートナー船を助けてまわり
そこで得た情報やノウハウ、繋がりを共有します。
旅で出会った仲間たちが立ち寄れる
海上カフェや、海上ギルドもできたらいいな、なんて。
イメージができると夢が膨らむ。