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小腸って何してる?鍼灸との関連は?

ぐっ〜っと引き伸ばせば6mにもなる小腸。
そんな小腸はめちゃめちゃ重要です。

では小腸は何をしているのでしょうか?


小腸はめちゃめちゃ重要

この小腸なしでは生きていけないです。
・運ぶ
・分解と吸収
・衛る

大枠で考えるとこのようなことをしています

運ぶ

小腸は消化管なので管です。
いわばホースなのですが、そのホース内に平滑筋といって筋肉が発達しているのが特徴です。
その平滑筋が蠕動運動といって収縮と弛緩をすることで食べた内容物が運ばれます。

鍼灸との関係性

その小腸が収縮するときにサブスタンスPという物質が関与します。
つまり、収縮ですので歯磨き粉のチューブで言えばぎゅーと押される時ですね。
押されると歯磨き粉出てきますよね。

小腸も同じくぎゅーっと押されることで食べた内容物が前に進むのですが、鍼灸の治療ではそのサブスタンスPというのが放出されるので蠕動運動を促進します。
だから治療中にお腹がぐるぐると鳴る人が多いのもうなづけます。

分解と吸収

小腸をカットするとこのような横線がたくさん入ってます。

小腸をカットした図

輪状ヒダと呼ばれる横線が入ってます。
この表面をつたい分解と吸収をしていきます。

その輪状ヒダをさらに細かくみると。

輪状ヒダの構造

あの横線の表面に絨毛と呼ばれる毛がついており、さらにその絨毛と呼ばれる毛を細かくみると微絨毛と呼ばれる毛があります。
その微絨毛の膜には消化酵素が組み込まれており、食物をさらに分解。
その微絨毛の膜で膜消化といって体内に取り込まれます。
また血糖値の調整にも関与しています。

衛る

小腸の粘膜には免疫システムがしっかりとしているため細菌やウィルスの侵入を防いで身体を守ってくれてます。

まとめ

・小腸は食物の内容物を運び、分解し吸収
・免疫機能にも優れている
・鍼灸治療と関係性も深い



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