『超ビジュアル訳 ニーチェの詩』をつくりました
このたび、すぎもと組では2冊目の技術同人誌『超ビジュアル訳 ニーチェの詩:p5.jsでうたう「深夜の鐘の歌」』をつくりました。
特設ウェブサイトはこちら。
技術書典9で頒布します。
この本の特徴
ずばり!
・ニーズのない本です(明日の仕事に役立ちません)
・右綴じ・縦書きの本です
・ニーチェの入門になる本です
・p5.jsをすこし学べる本です
・紙で読んでいただきたい本です(電子版はおまけです)
……ようはヘンな本です。
「超ビジュアル訳」って何?
超ビジュアル訳とは、テキストをビジュアルに翻訳すること。本書では、ニーチェの詩の一行一行を解釈し、想像したイメージをつくりあげました。どのイメージも文字を構成したタイポグラフィ作品です。
今回も編者のわたしの呼びかけに応じた学生といっしょに作りました。表紙、本文のイメージ、テキストは、ほとんど学生が制作しました。わたしはブックデザインに力をいれました。
目次
まえがき
第一部 作品篇
深夜の鐘の歌
ひとつ!
ふたつ!
みっつ!
よっつ!
いつつ!
むっつ!
ななつ!
やっつ!
ここのつ!
とお!
じゅういち!
じゅうに!
第二部 解説篇
深夜の鐘の歌
「深夜の鐘の歌」解説
第三部 技法篇
p5.jsとは
作品概要とコード解説
あとがき
Zarathustra's Rundgesang
ニーチェ略歴
ブックガイド
編著者かく語りき
技術書典すごい!
さて、前回の技術書典8は急遽オンライン開催になりましたが、今回ははじめからオンラインイベントとして開催されます。
イベント運営の目玉として、作り手にも読み手にもやさしい変更がたくさんありました。出展料が無料、販売手数料ほとんどの場合無料、紙の本の送料も無料。前回、主催者にはおおきな損失があったはずなのに、こんなすぐに新機軸が発表されるなんてびっくりです。これでイベントが成り立つのか心配ですが、きっと大丈夫なのでしょう。ありがたくこの場を使わせていただきます。
既刊もどうぞ
すぎもと組の既刊『ばぶでもわかるおぶざばぶる D3.jsとObservableではじめるデータビジュアライゼーション超入門』もひきつづき頒布します。こちらもどうぞよろしくお願いします。特設ウェブサイトはこちら。
技術書典9のページはこちら。
技術書典9のp5.js本
技術書典9にでているp5.js関連本は、レオナさんの2冊が注目です!
ぜひお求めください!
ニーチェ本は、あまり世の中に似たものがないヘンな本です。読んでくれる人がどれほどいらっしゃるか想像がつきません。興味をもたれた方はぜひお求めください。印刷費をたっぷりかけて紙の本をしっかり作りました。でも赤字覚悟でお安くしています。
お読みになった方から感想をいただけることをたのしみにしています。
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