騙されるな！そんな良い話は無い！
皆さんこんにちわ！
出張トレーナーの菅谷智紀です！
さて本日は強めのタイトル。
『騙されるな！そんな良い話は無い！』
早速本題へ
■楽して痩せない
ダイエットの基本は
摂取カロリーよりも消費カロリーを多く保ち
適切な栄養を摂り、
かつ適度な運動で筋肉を鍛え
代謝を保つ事です。
更に睡眠など休養を取る必要もあります。
逆に言えば、
この基本から大きく外れた方法で痩せる事は出来ません。
8時間ダイエットなんかは
摂取カロリーを抑えようとする対策で、
リンゴダイエットも食物繊維を積極的に摂り
かつ全体の摂取カロリーを抑える効果があります。
これらのダイエット方法には
賛否があり、その人が置かれている環境や
体質によっても善し悪しがありますが、
ダイエットの基本から大きく外れた物ではありません。
しかし！
「着るだけで痩せる」
「飲むだけで痩せるサプリ」
「この運動だけで－〇㎏」
「マッサージ・エステで激痩せ」
「食事制限無しで痩せる」
「カロリー計算は無意味（古い）」
こういった情報や策は基本から大きく大きく外れたものです。
絶対に信用してはいけないですいし、
購入もしてはダメです！
一つずつ冷静に見ていきましょう
■着るだけで痩せる系理論
何かを着る（衣服）事で
摂取カロリーや消費カロリーが変わる事ってありますか？
ないですよね？
強いて言えば、
衣服に大量の重りが付いていて、
動くたびに消費カロリーを稼げる
みたいな服ならあり得るかもですが、
そんなの無い(笑)
※ただ動きのパフォーマンスを向上させるという服はあります。
筋の走行に沿った繊維になっていたり、
皮膚等を持ち上げる効果のある服（スパッツ系に多い）は
効果があると思いますね！
■飲むだけで痩せるサプリ
いかにもな宣伝がありますが、
これも基本真に受けない方が良いですね。
何かを摂取しているのに痩せるって言うのは
言い換えれば摂取量を減らしたいのに
摂取を増やしているのと同じです。
確かにカフェインやマルトデキストリン等は
体脂肪の減少を見込めるというデータもありますが、
それはBMIが30以上ある方に限った話です。
更に言えば、
カフェインやデキストリン等を摂取しつつ
食事全体のバランスを整えたり
身体を動かす量が増えた事で体脂肪の減少に繋がっているだけで、
完全に飲むだけ（他の生活は何も変えない)
で痩せるというのは基本厳しいです。
■この運動だけで－〇㎏
当然ですが、
人のカラダは人によって違います。
「この運動だけで痩せる」
というのは
どんな人にもこの勉強をすればテストで100点取れる
って言っているようなもんです。
どの科目が苦手で
その中でもどの分野が苦手でどんなパターンの問題が苦手なのか
人によって違うのに
この勉強をすれば全員100点！
なんてあり得ないですよね(笑)
人のカラダこそです。
それと、
SNSで
「このセルフマッサージで腰痛撃退！」
の様な発信を見ますが、
あれも基本鵜呑みにしてはダメです。
腰痛の原因も対処法も人によって違うのに
なんでそのマッサージが良いの？
って話です。
そもそもマッサージだけで腰痛を完全にケアするなんて無理ですしね。。。
■マッサージ・エステで激痩せ
これはシンプルな理由で
マッサージやエステは摂取カロリーが減る訳でも、
消費カロリーが増える訳でも無い事が理由です。
分かりやすく言えば
「寝てるだけで痩せる訳ねぇだろ！」
って感じです。
「エステで－〇㎝」
ってのはリンパ等の関係で
一時的に細く見えるだけですからね。
■食事制限無しで痩せる
不可能では無いですが
現実的にかなり厳しいです。
運動不足で肥満になっているケースは稀で
食事が乱れている事で肥満になっている事がほとんどです。
そもそも運動での消費カロリーなんて
たかがしれてます。
100㎉のマイナスを作る場合でも、
運動で100㎉消費するには大変ですが、
食事制限で100㎉マイナスにするのは簡単です。
体脂肪1㎏減らすには7,200㎉のマイナスを作る必要があります。
フルマラソンを完走しても
せいぜい2,600㎉～3,000㎉程度しか消費されません。
体脂肪1㎏も減らないんです。
ですが食事を管理・制限し7,200㎉のマイナスを作るのは
そう難しくありません。
ですので、
ダイエット等体を造る場合には
食事の管理は必須です！
※カロリー制限が無意味というのは
屁理屈的な理論が混ざっていますので
それも鵜呑みにしない様に！
■まとめ
こうして見ると
世に出回った情報がいかに
信憑性が無いものか分かりますよね？
企業やインフルエンサーは
商品を売る事に必死になると何でも言います。
最後にもう一度！
ダイエットの基本原則は
◎摂取カロリー ＜ 消費カロリー
◎適度な運動
◎睡眠を始めとした休養
この管理が必須です！
この基本原則から大きく外れた取り組みや
商品、サービスには手を出さない様にしましょう！