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今日の一枚〜『山下達郎作品集 vol.1』

 2月下旬に入りましたが、まだまだ寒い。とにかく寒い感じであります。
昨年春に入院したのですが、病気に罹患したことが判明して初めての冬でして、体調の調整が上手くできないんですよ。
視力の低下もあったりして、なかなか読書ができませんから、noteは前日に聴いたCDについての記事が中心になる予定です。
毎日更新が目標ではありますが、体調次第でお休みさせていただくことがあるかもしれません。そんな感じです。
じゃ、行ってみよー。

・『山下達郎作品集 vol.1』(DQCL-1766/Wild Honey)

 これは山下達郎さんのファンクラブもしくは会場限定発売(ちなみにファンクラブに入会せずに購入することができます)のCDです。
発売は2004年。つまり既に20年以上昔になるんですねー。そんなに経つのか。

 山下さんの提供曲は結構な数存在してまして、カヴァー・ヴァージョンも含むとCDが何枚あっても収録しきれない、と。
このCDは書き下ろし楽曲だったり、作詞のみを担当している楽曲が収録されていて、山下さんによる解説がとにかく面白いわけです。
そして、ラジオ番組と同様に音質にもこだわっていますから、素晴らしい内容と断言できますね。

 冒頭2曲はフランク永井さん(!)に提供した楽曲でして、CMに使われてヒットした「WOMAN」、これが今聴いてもらいたい素晴らしい仕上がりです。
カップリングの「愛のセレナーデ」は伊藤銀次さんと山下さんのコンビによりザ・キングトーンズのために書き下ろされた楽曲で、企画がボツになってから数年後に復活した楽曲なんですよ。
同時期に書かれたのが「DOWN TOWN」だったというのはかなり有名な話かと思います。
それでは「WOMAN」を聴いていただきましょう。どうぞ。

 「フランク永井は低音の魅力 牧伸二は低○の魅力」と牧伸二さんが歌った位、素晴らしい声ですね。

 山下さん自身がライヴで取り上げたり、数々のカヴァーが存在するのは、アン・ルイスさんの「恋のブギ・ウギ・トレイン」も収録されています。
当時のテレビ出演映像が見つかりましたので、行ってみよー。

 カラオケではなく、生演奏ですね。素晴らしい。
バックバンドと一緒のテレビ出演するアーティストが増えてきた時期なんですよね。
この時期に音楽的覚醒をした方々は多いのではないでしょうか?これは大事です。

 ダディ竹千代&東京おとぼけCATSの「偽りのDJ」もありがたいですね。
ラジオDJとしてのダディ竹千代さんはビートたけしさんの「オールナイトニッポン」の前任者だったことが知られていますし、ラジオ番組のスーパーバンド「竹野屋セントラルヒーティング」のメンバーでもあります。
こちらも聴いていただきますか。

 テレビ出演時の映像もアップされている模様ですが、敢えてレコード化されたヴァージョンです。
強力なライヴ・パフォーマンスは自力で是非探してみてください。

 山下さんが歌詞のみ提供した楽曲、センチメンタル・シティ・ロマンス「ゴーイング・バック」と村松邦男さん「フェアリー」も収録されていますが、これまた素晴らしい楽曲なわけなんです。
センチメンタル・シティ・ロマンスの方が見つからなかったので、村松さん「フェアリー」を。

 この曲をいい音で聴きたくて、このCDを買いました(当時は紙ジャケット盤リリース前だったので)。

・『山下達郎作品集 vol.1』収録曲

 他にも聴きどころ満点なので、山下達郎ファン以外の方にも聴いていただきたい内容です。
あと、もうそろそろ『山下達郎作品集 vol.2』もリリースしてほしいですね。
今日はこんなところで。

 ではまたー。






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