見出し画像

My Favorite Best Album〜ブレッド&バター『シルバーブレッド&ゴールドバター〜アーリーベスト1972-1981〜』

 というわけで、久しぶりの感がある持参したCDです。やっぱり2枚組ベスト好きな私。
キリンジの大先輩の兄弟デュオ、って今は違うのか。まーそれはともかくとして。
タイトルにある通り彼らの初期の楽曲をコンパイルしたCDになりますね。
発売は2008年。ソニーミュージックからのアルバム『海岸へおいでよ』の発売が2007年ですから、アルファレコードの販売権がソニーミュージックにあることもあっての発売みたいですね。
じゃ、行ってみよー。

・ブレッド&バター『シルバーブレッド&ゴールデンバター〜アーリーベスト1972-1981〜』(MHCL-10090-1/ソニーミュージック)

 いきなりの指摘。実はシローとブレッド&バター名義で発売された「野生の馬」(アルバム・ヴァージョン)は1971年発売なのでした。
まー、特別扱いというか、スポット的な扱いかもしれませんね。

 ということで、基本的にはブレッド&バターのコロムビア時代とアルファ時代の楽曲中心に選曲されたアルバムで、ボーナス・トラックとしてル・ミストラル名義の「青い地平線-Blue Horizon-」や非売品のCDシングル「LIFE TOGETHER あなたといる」と「SILENT SNOW」が収録されています。
アルバム発売前の予告ではTDKレコード時代の作品も収録予定だった模様ですが、TDKレコードの販売権が移行した時期とバッティングしたらしく、収録は実現しなかったと噂で聞いたことがあります。

 ちなみに彼らの代表曲「ピンク・シャドウ」はコロムビア時代のオリジナル・ヴァージョンではなく、アルファ時代のベスト・アルバム『ブレバタ・パーティー』収録のヴァージョンです。
「THE LAST LETTER」は『レイト・レイト・サマー』のこれまたオリジナル・ヴァージョンですね。
あとはシングルスのみだと「トゥナイト愛して」(演奏はカシオペア!)が収録されてます。

 どちらかといえば、コロムビア時代も含めてレア曲やレア・ヴァージョンはボーナス・トラックに任せて、アルバムの人気曲を収録しているアルバムという印象が強いですね。
SACDとのハイブリッド盤というのは彼らのアルバムでは貴重になるのかな?

 ブレッド&バターもフリー・ソウル・シリーズで出してほしいな。
あ、Light Mellowシリーズから出てるのか。個人的には色々な形でベストが盤出ると嬉しいですよね。
特に選者の意図が反映されるものは。
それがビジネスになるか?はこちらにはタッチできませんが。
とりあえず持参したCDは残り1枚なので、また買いますかw

 ではまたー。


いいなと思ったら応援しよう!