読書日記~「splash!! volume 04」編。
本日、長らく懸念していた件、水道橋博士の生誕祭のチケットをようやく予約することができました。長かった。。
ついでに行きのバスも予約しましたし、ほぼ下準備に関してはメドがつきました。
そんなわけで、水道橋博士とマキタスポーツさんの対談が載ったこの雑誌について書いてみます。
・「splash!! volume04」(双葉社)
ちなみに私がマキタスポーツさんの存在を認識したのはTBSラジオ「キラキラ」だったはずです。
紹介したのは金曜レギュラーだった水道橋博士。
長渕剛さんの物真似から派生するネタだったかな?とにかく物真似の完成度の高さと、ちゃんとそのネタ自体が批評の対象になっていたことが驚きだったという記憶があります。
お二人の対談が掲載されたのは「空気を読むって何?」という特集でして、その特集の出だしは太田光さんインタビュー。
今から10年前のインタビューですから、太田さんは少しスタンスが変わった部分もあるなとかちょっと思いましたね。
続いては「コントの現在」バナナマンと渡辺正行さんの鼎談が載っています。
この鼎談はラ・ママの新人コント大会の総括にもなっていたり、とにかく興味深い内容なので必読ですね。
続く東京03とオークラさんとのトークも深いです。東京03のコントに対するスタンスはとにかく興味深いのでした。これも必読。
「空気を読むって何?」の後半のパートの頭として、博士とマキタさんの対談が始まります。
博士とマキタさんの分析力がとにかくすごくて、語られているのは10年前なんですが、ちゃんと答え合わせする意味がある内容なんですよ、これが。
結果として博士がやっていたことは(パックインミュージックでの)林美雄さんがやっていたことに近いのかもしれないと思ってしまいましたね。
勿論、博士は意図的に音楽について触れるのを避けていた部分があったり、お笑いをベースに展開していたなどの違いはあるんですけどね。。
続いての後藤輝基さん、博多大吉さん、東京ポッド許可局のインタビューも素晴らしいです。
もうひとつの特集が「地方都市とヒップホップ」ですから、ここをついつい覗いてしまう人なら、多少無理しても読んでほしい本ですね。
久しぶりに読み返して、強くそう思いました。
明日は順番だと「ケースから一掴みの5曲」になりますが、新しいテーマの「三人噺」(?)にするか?また別のテーマにするか?もう少し考えてみます。お楽しみに。
ではまたー。