
今日の一枚〜GRANDFATHERS『ウェスタン・チャーナンデ』
2025年になって最初に聴いたCDはキリンジの『フリー・ソウル・キリンジ』でした。
昨年、入院した時に購入して、あまりに気に入ったので、何度も聴いていますが、既に取り上げていますから、今日は別のCDを。
昨夜はもう一枚、大好きなバンド、GRANDFATHERSのファースト・アルバム『ウェスタン・チャーナンデ』を久々に通して聴いたので、取り上げます。
じゃ、行ってみよー。

・GRANDFATHERS『ウェスタン・チャーナンデ デラックス・エディション』(PCD-18698/9 /P-VINE)
これはGRANDFATHERSのファースト・アルバムの再発盤なんですが、メトロトロン・レコードから発売されたオリジナル盤にサクラ・レコードやナゴム・レコードからリリースされた楽曲をボーナス・トラックとして追加収録して、リマスタリングをした作品です。
このアルバム聴くと、彼らのライヴを初めて観た時や通い始めたら時期のこと思い出してしまいますね。
あ、ライヴを観る前だったのかな?当時よく見ていたAV(KUKI)作品に彼らの楽曲が使われていたり、彼らが出演していてカッコいいバンドだなと思ってました。
特に「にんじん」が使われていた「危険に情事」は蛭子能収さんやOTOさんが出演していたこともあって印象に強く残っています。
「大人は判ってくれない’88」に出演していたり、「きかん坊」のアコースティック’ヴァージョンが使われていたりしていた記憶もあります。
まー、これはKUKIが割とあの周辺のバンドが音楽担当した作品があったからみたいなんですが(和久井光司さんや宮崎裕二さん在籍のスクリーンなど)。
オリジナル盤は1989年リリースでして、録音は昭和から平成にかけてされたアルバムなんですよね。
「昭和最後の日」となった日には彼らが出演予定だった日清パワーステーションでの「必見!」が開催されるはずだったんですけど諸々の事情で延期となったわけです。
その年の3月21日に開催された記憶がありますし、メンバーの青山陽一さんと大田譲さんが参加したインターナショナル・アコースティック・ギターズ名義でのライヴの模様が鈴木慶一さんの『THE LOST SUZUKI‘S TAPE』に収録されました。
オリジナル盤についてもう少し書きますと、発売日は1989年4月1日で、カーネーション『YOUNG WISE MEN』のCDと同時発売でした。
それは確かイベント"TURN TO THE POP“ツアー開催時期だったと記憶してます。
それと彼らの楽曲が高橋幸宏さんと鈴木慶一さんのがゲスト出演した際にオン・エアされてまして、TENTレーベルのオーディションに出た時の録音で「きかん坊」のツイン・ドラムス・ヴァージョンでした(三原重夫さんはメトロファルスにも参加していて、審査員の一人だった白井良明さんがプロデュースしていた関係で直前まで会っていたとか)。
たまたまその番組を私がエア・チェックしていて、後にMDにダビングしたもの西村哲也さんに渡したのですが、どうなったは不明です(私はMDに楽曲部分のみ所有してます)。
彼らのライヴを初めて私が観たのは1988年9月7日のインクスティック芝浦でのイベント「おはつ、に」で対バンは一色進さんのタイツと松岡モトキさんのBLワルツでした。
全部のバンドが大好きになって、その後の私の音楽生活に影響を与えてしまったんですよねー。
あの日行かなかったらどうなっていたのか?それはまた別のお話。
お正月になるとこのアルバムを思い出して、聴きたくてなるのはそんなわけなのでした。
まだまだこのアルバムについて書きたいことは色々ありますが、今日はこんなところで。
ではまたー。