今日の一枚〜スクリーン『ムーン・アンド・ジューン』
部屋のCD収納ケースには紙ジャケット盤がまとめて入っているものがあって、テープ付きの袋に入らなかったものとか割と雑多に詰め込まれています。
歌謡ミニコミ誌で資料としても役立つ「REMEMBER」でミニ特集されていたこともあって、BOXレコードのカタログがCDになるとついつい買ってしまったんですよね。
タイツは勿論、このスクリーンのアルバムも全部ではありませんが、何枚か持っているというわけです。
じゃ、行ってみよー。
・スクリーン『ムーン・アンド・ジューン』(FDCD2002/フライングダッコチャン)
このアルバムのオリジナル・アナログ盤は1985年だったかな?
確かパイドパイパーハウスで買った記憶があります。
確かタイツの『GOLDEN POPS』は新潟駅近くのプラーカにあったお店で買ったんだけど、スクリーンは入らなかったような(入ってたら当然買っていたはず)。
スクリーンを知ったのは当時の愛読誌「ミュージック・ステディ」の山下達郎さんが表紙の号で、「ON THE ROAD AGAIN」という特集で取り上げられていたからです。
その「ミュージック・ステディ」にこのアルバム、ディスク・レビューが掲載されていたのを見て、予備校帰りにプラーカのインディーズを扱うお店に入荷してないか?と何度も尋ねたはずです。
が、入荷しなかったんですよ。
結局、入手できたのは大学に入ってパイドパイパーハウスに初めて行った時、とりあえず何か買わなきゃと思っていたら、このアルバムを発見して友達にダビングしてもらったのでした。
その数年後にはオムニバスの『別天地』でスクリーンに再会したんですよねー。
個人的には『ムーン・アンド・ジューン』より『別天地』の2曲の方が好みでした。
ホーン・セクションが入った、「博愛の君」とナーヴ・カッツェがコーラスをした「バレリーナ」だったんですから、仕方ないですよね。
アナログ盤からカセットにダビングしてもらったわけですが、その辺もあって、あまり音がよくないように思っちゃったわけです。
このアルバムを買った当時、その内容以上に大好きなバンドVOICEの立川芳雄さんが参加していたことでした。
なわけで、初CD化のテイチク盤も購入しましたね。
東京サウンドと呼ばれたスクリーンやメトロファルスのキッチンレコードからの作品やBOXレコードやミントサウンドのカタログも入ってましたから、かなり喜んで購入してますね。
まー、色々と事情がありまして、後に手放してしまいましたが。
この紙ジャケット盤はアパートに住んでいた頃、最寄り駅近くの某大手新古書店で(一番大きい)ワンコインで買い直したわけです。
リマスタリングにより生々しいバンド・サウンドとスクリーンの和久井光司さんによるストーリーがとにかく面白くて時々手に取ってしまいます。
いつかスクリーンのアルバム揃えたいと思いながら、なかなか実現することなく時間が過ぎてしまいました。
また探してみますか。
ではまたー。