見出し画像

今日の一枚〜堀込高樹『Home Ground』

 この季節、病院に行くと聴きたくなってしまうアルバムです。
まー、これまでは病院といえば付き添いのみだったので、昨年春に実質初めて入院してから思うようになったんですが(苦笑)。
じゃ、行ってみよー。

・堀込高樹『Home Ground』(COCP-50876/TRIAD)

 現在のKirinjiは堀込高樹さんのソロ・ユニットとなっていて、おそらく堀込高樹名義を名乗ることはあまり考えられないんですよね。
ちなみにこのアルバムを発表した時期のキリンジはまだ堀込高樹さんと堀込泰行さんの兄弟ユニットだった時期でした。

 勿論、キリンジもKirinji(バンド〜高樹さんの一人体制含めて)大好きなんですけど、このアルバムは特別な感じで好きなんです。
アルバムのリード・トラックだった「冬来たりなば」がメチャクチャ好きなのは、多分共感してもらえるはずですが。
じゃ、ライヴ映像で見ていただきます。

 ギターは中森泰弘さん、ペダルスチールは田村玄一さん、キーボードは伊藤隆博さん、コーラスの一人は真城めぐみさんですかね。
基本的にはキリンジのライヴメンバーかと。
はっぴいえんどボックスで高樹さんが松本隆さんのインタビューを担当したことを思うと非常に興味深い内容です。
ホント大好きな曲です。

 キリンジ(表記)時代から独特の歌詞が多かった印象があるんですが、私が思い入れのある「クレゾールの魔法」の歌詞はかなり変な性癖があるんじゃないか?と思わせてくれるわけですよ。まー、そこに共感するんですが。
青山陽一さんとも繋がる感じがするというか。わかっていただけます?
この曲もライヴ映像があったので、ご覧ください。

 他にもインパクトが有るタイトルの「絶交」や「涙のマネーロンダリング」という楽曲が入っているのが素晴らしいですね。
あ、あとベースは千ヶ崎学さんみたいです。

 まだこのアルバムでは高樹さんのヴォーカルもまだこなれてない感じというか、新鮮な感じがするのがまた好きなわけです。
Kirinjiのアニバーサリーライヴが映像ソフト化されたようですから、近いうちに入手して観たいなと思っています。

 このアルバム、しまっておいた場所がわかりにくくて、かなり久しぶりに聴いたわけですが、偶然昨夜見つかったので、聴き直しました。
結果として、やっぱり好きなんですよ。これからはキリンジ関連CDケースに収納するので、すぐに取り出せます。嬉しい。

 ではまたー。








 

いいなと思ったら応援しよう!