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My Favorite Best Album〜NOBODY『ノーバディ・コレクションズ 1982〜1985』

 NOBODYのTDKコア時代の活動、ソングライター&プロデュース・チームとしての活動を研究することが今年の目標にしたので、部屋の奥地にある雑誌やCDをチェックする日々です。
まー、発表する予定は全くないので、自分の中で納得するためのものなんですが。。
じゃ、行ってみよー。

・NOBODY『ノーバディ・コレクションズ 1982〜1985』(35HD-7019/ハミングバード)

 NOBODYがTDKコア時代にリリースしたベスト・アルバムなんですが、これはハミングバードから新編集で再発されたものです。
TDKコアから発売されたものはなかなか力作だったので、NOBODYのアイデアが優先されたものだと思い込んでましたが、2023年に再発されたもののライナーを読んでそうではなかったとようやく気づいたのでした。

 最初にリリースされた時、リミックス・ヴァージョンやイングリッシュ・ヴァージョンが収録されたり、購入特典のカセット・テープがあったりしたのが、所謂オフィシャルなベスト・アルバムなんだろうなと思ったわけなんですが、レコード会社の移籍のため契約消化のためのベスト・アルバムだったんだな、と。

 で、このハミングバード盤はよくまとまっているんですよ。
なので中古市場でも人気アイテムのひとつです。
追加収録された「MONICA(モニカ)」や「SWEET BABY SLEEP(サヨナラ八月のララバイ)」は吉川晃司さんがオリジナルのセルフカヴァーなわけですが、このCDにのみ収録されているのでした。
彼らがブレイクした最大のきっかけである楽曲(と勝手に思っています)だけにその価値は大きいです。

 2023年盤の山田順一さんによるライナーでTDKコアからリリースされたアナログ盤とカセット・テープの内容の違いが非常に興味深いので、是非入手して読んでいただきたいです。
ちなみににCDはカセット・テープと同様の内容ですね。

 あと、イングリッシュ・ヴァージョンが収録されているのはアルバム『NIGHT WALKER』収録曲なわけですが、これが『NIGHT WALKER』自体を人気アイテムにした要因だと思うわけです。
オリジナル・アナログ盤では日本語詞のヴァージョンで収録されてますから、個人的には日本語詞ヴァージョンのままでよかったのでは?と思ってしまいました。
ちなみに2023年盤では日本語詞ヴァージョンが採用されてますね。

 あ、2023年盤はNOBODY監修という形で初めてリリースされた形なんですよね。
『POP GEAR』もハミングバード盤を持ってますから、今度じっくり聴き比べてみます。
私が持っていない『NIGHT WALKER』のハミングバード盤はなかなか見かけないし、あっても高いんですよね。

 ワーナー盤で彼らのTDKコア時代のアルバムはリマスタリングされて再発されてますが、この『ノーバディ・コレクションズ1982〜1985』は再発から漏れているみたいなんです。
時期的なものを考慮するとワーナー盤が一番オリジナル・ミックスでは一番いい音のはずですから、ワーナー盤も集めたいところです。
とりあえず今日はこんなところで。

 ではまたー。


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