獲物の分け前〜キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』
キリンジのベスト『Archives』を聴いていたら、あのベストに入っていない曲を聴きたくなったのでオーダーしてしまいました。
キリンジのキャリアの中でレーベルを横断した選曲であるのと、2枚組で31曲収録であるボリュームが決めてでしたね。かなりお買い得ですね。その辺含めて。
じゃ、行ってみよー。
・キリンジ『フリー・ソウル・キリンジ』(COCP-38435-6/コロムビア)
キリンジ『Archives』はワーナー時代のシングル・コレクションですから、必然的に初期の楽曲中心になるわけです。
初期の楽曲の方が私好みなんですが、こうして時代区切りではない、楽曲の流れの曲順だと実はまんべんなく彼らの音楽を好きなんだなとも思うわけですよ。
このCDの購入を決めたのは「野良の虹」が収録されているからだった私が言っても説得力ありませんが。
こうしたレーベル横断のベスト・アルバムにありがちなレーベルごとによっての音楽性の変化やスタジオの変更などによる音質を変化による違和感がほぼないという感じです。
これはリマスタリングしたことによってかなりスムースに聴くことができるということなんでしょうね。
知らない曲とまではいかなくても、聴き慣れやい曲はかなり新鮮に感じたりもしました。
しかし、キリンジの曲のタイトルにはハッとさせられますなー。
その独特の言い回しというか、タイトル見ただけでいったいどんな曲だろ?と気になってしまいます。
割と古風な感じもあったりして。
個人的に今回グッとしてしまった曲は「愛のCoda」と「十四時過ぎのカゲロウ」でした。
特に後者はシングル持ってるだけなので、なかなか聴く回数減ってしまってましたね。
キリンジのバックカタログはワーナー時代の紙ジャケット盤とシングルをまとめてケース収納してますが、手に取り出しにくい位置にあるんですよ。要反省。
『Archives』リリース時のリーフレットもまだあったはずだし。帰ったらやることいっぱいだー。
ではまたー。
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