短歌5首連作「砂利道」(『西瓜』第十一号「ともに」欄投稿作品)
神様の値段は人が決めていて七百円の白いおまもり
分かりたいではなく分かりたかったのだもうすぐ君の歳に追いつく
生き方の問題ですか満ち干きの問題ですかほんの小舟の
碑があってなにかの跡であるらしい舗装路まっくろな舗装路
砂利道で勝手に鳴る自転車のベル うるせえ、こっちは生き急いでんだ
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門脇篤史さんに評で5首めにふれていただきました。ただ、7号と同じような言葉で評していただいてしまい、我ながらこの一年成長してないなあと思ってしまいました。