地方公務員の社会人採用試験を受験したので備忘録①
昨年(2023年)に地方公務員の社会人採用試験に初挑戦。ご縁、相性もあってか次席合格したので、その備忘録をまとめておく。それと、誰かの目に留まって参考になれば、、、ならないか。
なお、新卒や社会人採用であっても事務職の方には全く参考になりません。
プロフィール
私のこと
40代男性、妻子あり、転職経験なし。
受験先:地方自治体。単願。
採用区分:社会人採用
試験区分:土木職
採用試験スケジュール
採用試験のスケジュールは以下のとおりで、受験案内に記載されている。
第一次試験合格発表から面接までの期間が10日程度と短いところが注意すべき点。
7月中旬:エントリーシート提出期限
9月下旬:第一次試験
10月下旬:第一次試験合格発表
11月初旬:面接(プレゼンテーション含む)
12月初旬:最終合格発表(採用候補者名簿への登録)
エントリーシートについて
記載事項
学歴・職歴・資格免許
性格・特徴
趣味・特技
志望動機
最も専門性やスキルを生かした職務経験
1.以外は文字数制限あり。簡潔に記載しなさいと。
記載内容と気を付けたこと。
言わずもがな、順当に進めば面接時の資料にもなるのがエントリーシート。当然、自分を良く見せたいので、盛ることはある。
演出?見方によっては嘘?になることもあるので(特に志望動機)、エントリーシートの記載内容が全体的に一貫性のあるものになっているか、齟齬がないかは要確認。
1.学歴・職歴・資格免許について
これは事実を淡々と。車の運転免許証の記載を忘れがち?
学歴詐称は、地方公務員法に基づき懲戒処分になるからね。
2.性格・特徴について
いわゆるアピール、セールスポイント的な項目。志望自治体が求める職員像などを参考にしつつ、一緒に働きたいと思わせる「人柄」であるか、ということを意識して作文した。
職歴等を見れば、専門知識や経験的なところは大まかにイメージできると思われるので、自分の人間性が伝えられるような内容を記載するのがベターかなと思う。
3.趣味・特技について
よく言われているストレス解消法に関する項目。志望自治体のとある場所で、〇〇することで心身ともにリフレッシュしている。と、さりげなく?志望自治体の好きアピール。
面接時に「こんな所にも行かれるんですねー」と話を振ってくれたので案外悪くない手法かもしれない。
4.志望動機について
簡潔に記載することが条件であったので、以下の事項を意識して作文した。
転職を考えた、受験しようと決意した「きっかけ」は何か。想い。
民間企業でなく、地方自治体でなければできない、地方自治体の職員だからこそ成せることは何か。
志望する地方自治体(配属希望の部署)が今後力を入れていきたい施策と、入庁したら携わりたい業務内容、現職で培った知識やスキルが活かせる分野に関することがマッチングする「キーワード」を盛り込んでおく。
スッと読める文章であるか、数日を置いてから推敲したり、他人に見せてチェックしてもらうのも大事かと。私は妻にチェックしてもらった。
文字制限もあって書ききれない部分については、面接時にリカバリー(補足して伝えることが)できるので、その部分に関するキーワードが盛り込んであって、文章が整っていれば大丈夫。と、採用試験を終えて感じた。
5.最も専門性やスキルを生かした職務経験について
業務の概要、業務上の課題、課題解決のプロセスや実績について記載。
課題解決のプロセスについては、性格・特徴で記載したアピールポイントを絡めつつ、「積極性」「主体性」が伝わるように作文。
また、実績については、客観的に評価しやすい内容が記載できれば重畳。
ひとまず、エントリーシートについては、こんなところかしら。
次の記事は、筆記試験についての備忘録を。