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自分への課題
こんにちは。
低収入で節約に励んでいる50代ペットロスの独身女です。
わたしって…
自分のことを自分が一番信用していないんじゃないか…って思った。
そのことに気がついた出来事があった。
✴︎✴︎✴︎
昨年の春から夏のアイテムのポップアップショップのバイトを時々していた。
今風の若め男性オーナーがふたりの会社だ。
最初は、イラッとすることもあったけれどだんだんとお互い信頼関係も出てきたのだろうか?
今年に入って、また声をかけていただいたのだが、正直とても相性の悪いスタッフがひとりいて悩んだ。
わたしより、10歳近く年下ではあるがアラフォーの子供部屋おばさん。
子供部屋おばさんとは、一般的に40代以上で実家で親と一緒に暮らしている女性のことで、実家がないと生きていけない、大人になっても家のことは親任せの女性のことを表しています。 ここ数年、実家の子ども部屋にいつまでも住み続ける未婚者を、ネットスラングで「子ども部屋おじさん/おばさん」と呼ぶ。
見た目は、小柄で可愛くて若いファッションをしているので遠目で見ると20代に見える。
ハワイ好きで、ハワイに旅行するためにフリーで仕事をしているのだと言う。
彼女は、どう思っているかわからないけれどわたしは彼女がとても苦手で二度と一緒に仕事をしたくないと思っていた。
✴︎✴︎✴︎
接客のルールがなっていない。
わたしが声をかけた人を必ず横取りして売るという繰り返し。
会話の中に入ってきて、自分の接客に持っていくのだ。
そして、会話をしていても自分だっておばさんなのにわたしをおばさん扱いして、小馬鹿な態度。
わたしが話すことに対して、否定しかしない。
そういうところが、とてもやりにくかった。
今回、最初に話をいただいた期間は他の仕事が入っていたので断った。
正直、彼女と会いたくなかったから予定が入っていてホッとした。
その後に、百貨店でのポップアップは仕事がなかったし断れなかった。
何回か一緒になった。
わたしは、合わせて明るく一緒に仕事をしていたつもり。
だけど、マウントをとってくるのは変わってなかったしわたしの意見を最後まで聞かずに全否定。
内心は、嫌いな気持ちがエスカレートしてしまったのだ。
今回は、くだらないことも鼻についてしまう。
彼女は、いつも社員食堂でランチをする。
必ず、わたしが休憩に行こうとすると今日は何を食べるのか聞くのだ。
わたしは、いつもお弁当を持参するのでそう答えると
「えっ?自分で作ってきたの?」と、驚いたように毎回言うのだ。
心の中で、なんなの?その驚きよう?
わたし、50代ですけどあなた何歳?
お弁当くらい作るわよ。
そういつも思ってしまうけれど、
「もちろん!自分で作って食べるからテキトーですよ」
と、答えていた。
ある時は、もうひとり40代の主婦の方と3人だった。
その日は、全く売れずに途方に暮れた状態だった。
そんな時、彼女がランチに出たときにやっと売れたのだ。
戻って来て第一声は、「どっちが売ったの?」という言葉だった。
なんなの?この人?
そんなことどうでもいいじゃない。
売れたことを喜ぶべきじゃないの?
✴︎✴︎✴︎
わたしたちの上下関係は別にない。
同じアルバイト。
主婦の方が1年早く入っていて、その後わたしと彼女が採用されて同じ立場なのに態度が大きすぎるし、偉そうだと思って彼女といるのが苦痛だった。
わたしは、彼女がいなくなる時間の間に売るしかないと思っていたので、とても疲れるのだ。
一緒にいると、お客様を連れて行かれることに恐れながらの接客。
そして、また彼女のペースになるという。
今回幸運だったのは、次のスケジュールの百貨店では彼女と一緒のシフトがなかったので良かった。
しかし、わたしはもうこの仕事は辞めようと決めていた。
今の会社より時給は高いのでマシだと思ってやっていたが実働6時間で同じようなもの。
なので、辞めようと思っていた。
子供部屋の彼女はフリーなので、わたしに現在いくつ掛け持ちをしているのか聞いてきたので、固定のアルバイトが週3〜4日決まってるのでタイミングが合わない限り、こちらもあまりできなくなったというようなことを伝えると…
いいんじゃないですか!
新しい人も入ったから、別に辞めても!
そう彼女は言う。
もう少し優しい言い方ができないのかと思ってしまう。
そう、この会社には新しいカッコよくて素敵な女性が入社していたし、若い女性もアルバイトで入っていた。
子供部屋の彼女もオーナーから信頼されていて出張まで行っていた。
新しいふたりも、彼女はすごく売ってすごいと褒める。
たしかに、ガンガンいくしオーナーにもアピールがすごい。
わたしは、自分を売り込むことはしないし他の人より年齢が上だし、マイペースでやっていこうといつも思っていた。
ある意味、どうせわたしなんて…と、自分を蔑んでしまうような考えを正当化しているのかもしれない。
✴︎✴︎✴︎
新しくこの会社に入社した女性と最後の日。
彼女は、わたしに言った。
チャイさんと一緒に仕事をしてとても勉強になったし、なんだろ?とても楽しく仕事ができたのです。
なんかよくわからないんだけど、楽しかったんです!
もしも、よかったらまたご一緒したいです。
照れたように言ってくれた言葉が、意外で驚いた。
えー
わたしなんて、今回全然だめだったしわたしこそ、とても勉強になりました。ありがとうございました。
やっぱり、客層的に若い人が多いしわたしはそろそろ卒業でしょう…
ダメです!!卒業なんて言わないでと言う。
それでも、ただの社交辞令と思ってしまうわたし。
オーナーも含む、LINEのグループの中で挨拶をしたら、同じことをグループ内で伝えてくれた。
オーナーも、それを読んで同じように言わなきゃいけないと思ったのか?
便乗したように、わたしを褒めてくれた。
その夜、1日だけ一緒に仕事をした若いアルバイトの方からも、同じ内容のLINEが届いていた。
あれれ?
本当に、わたしをそう思ってくれているの?
そうだとしたら、わたしが幸せになれない理由は…こう言うところかもしれない。
子供の頃からの根深い思考が、まだ残っているのだろうか?
わたしの乗り越える課題は、まだまだありそうだ。
自分を一番信用しないとだめなんだよ。
そうどこからか聞こえてきた。
まだまだ、わたしには超えないといけない課題があるということでイラストを使用しました。
チャイ