心とからだの繋がり
2020年末に、セルフケアに姿勢システムを取り入れてから、それまで寝つきがあまり良くなく、眠りも浅い方だった私が、ストンと眠りやすくなり、朝もスッキリ起きられるなーと感じていたんですね。
でも、それは気になることがない時のこと。
つい先日まで、何年間にも渡り、波の高低差はあっても持続的なストレスを自分に科していたので、ストレスな場面が心に残っている状態で布団に入った日はストン!とまではスムーズに眠れなかったんですよね。
もちろん体を動かすことによっても、その時スッキリするのも、だんだん気にならなくなっている自分にも気づいているのですが、繰り返し何回も同じようなネタで悩んだり、些細なことに引っかかったり、モヤッとしたりする自分にも、やはり気づいてはいたのです。
間違ってはないけど、ちょっと敏感すぎるよね、とコンサルさんに指摘されたことがあります。
そんなふうに感じさせる相手が悪い、と人のせいにしてみたり、価値観が似ている人と「そんなことするなんて信じられないね!」「それは相手が悪いわー」などと文句を言ってみても、その時は気が済んだようでいて、相手を悪者にしている限り、また同じような出来事があれば、同じように引っかかるのですから、ご機嫌に過ごせる時間が増えはしないのですよね。
自分がこの出来事の何に引っかかって、自分で勝手にどんなルールを作り、何をダメだと思い込んでいるのか、それに気付けるとそこから解放されるのですが、それ以前に例えば「相手が悪い」とか「環境のせい」だと信じ込んでいたら、そんなふうに自分の作っているルールに気づこうとはしないし、なかなか難しいのだと思います。
私ちっとも悩んでいないし、しあわせだわ。
いらっとすることもないし、ポジティブな思考しかないわ。
という人も「信じ込み」「思い込み」の類は、誰でも億は持っているそうです。
長年信じ込んできたことがポロポロと、卵の殻がむけていくようになくなっていくと「世界がもっと優しくなったらいいな」と思っていたけれど、「世界はすでに、相当優しかった」と気づきました。
これまでストレスを受けとめ続けてくれた身体にも、これくらいの、少しどこかが痛いとか、硬いとか、太いとか、ぐらいで済ませてくれていてなんてよくできているんだろう!と有り難さが湧いてきましたし、それと同時に、とても呼吸が楽になり、(そんなにやらない)セルフケアの効果が如実に出るようになり、スタイルが急に良くなりだしました。
私にとって最大だったストレスはある日(取り扱った翌日に)消えたので、それ以降は、寝つきがものすごく良くなり、小さなモヤっとや、イラっとは、解消している途中で眠くなってしまうようになりました。
すると顔が柔らかくなり、どんどん立体的に小さくなってきました。
左から2月第一週、真ん中2月第二週、右2月第三週
寝ている間の食いしばりが軽減し、いつの間にか下顎の骨隆起も減ってきています。(こちらは写真を撮っていないので、舌触りで判断)
生理中の経血の様子も変わったのは、睡眠の改善も大いに関係ありだと思っています。
なんでも顔やからだや言葉に出てしまうので、ある種恐ろしくもあり、面白くもありますね。
プラスのことをどれだけたくさんやっていても、同時にマイナスをやっていると、プラスマイナスゼロで、プラスの現象として現れてきづらい、ということを、自分の身体でも、お客様の身体でも、実感しています。
からだの動き自体で、アクセルを踏みながらブレーキを踏むような使い方をしていても良くないですが、セルフケアをたくさんしても、同時に何かにモヤモヤイライラしていたり、ストレスが過度であったり、マイナスになる言動を知らずにしてしまっていると、プラス方向に進むのが遅くなりますし、逆にセルフケア一生懸命やっているのに結果がこれだけしか出ない!と嘆いていた方に、マイナスになる言動を、プラスになっていく言葉に変えてもらっただけで、自分を波立たせることが少なくなり、心が安定して、ダイエットもボディメイクも一気に進んだ、とご感想をいただいています。
モヤっ、いらっ、ざわざわ。
何かに反応した時は、自分の信じ込みや、思い込みに気づくチャンス。
そして、からだから心を整えることもできるし、言葉から心や、からだを整えることもできる。
私のおすすめは、同時進行、です。
どこかで水漏れしていたら、プラスが溜まって溢れ出すまではいかないから。
せっかくならまるごと良くしちゃいましょう。
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