上野東照宮の見どころを写真で紹介|徳川武将みくじも面白い!
2024年5月中旬の日曜日。
「上野にも東照宮があるんだ?」
と知り、親友と一緒に出かけてみた。
行きやすい場所にある割に知られていない気がするので、見どころや素敵ポイントを写真と共に語ってみようと思う。
※ 情報は2024年9月現在のもの
場所は上野動物園のすぐ脇
JR上野駅の公園口からまっすぐ行けば、そこは上野動物園。
だけど着く直前に左へ折れると……こんな道が現れる。
お、葵の御紋の旗が立ってる!
そのうちに鳥居が見えてくる。
近くに、昔懐かしい駄菓子屋さんがあった。
さて、いざ中へ。
こちらは神楽殿。
これ、どこの写真だろう? 水舎かな……
灯篭が多すぎてちょっと怖い
気になったのが、この一角。
いや、ちょっと灯篭多くね……?
こう見ると、ちょっと怖いくらい整列してる。
寛永慶安年間に諸大名より奉納されたもので、銅の灯篭は全部で48基あるらしい。すごいな!(ちなみに石灯籠は約200基あるとか)
さっそく有料エリアへ
さて、入場券を購入して中へ。
大木があって「これぞ寺社仏閣!」という雰囲気が漂う。
さらに奥へと進む。
動物がカワイイ
すると目につくのが、透塀(すきべい)と呼ばれる塀だ。
社殿の東西南北を囲っていて、上段に野山の動植物・下段に海川の動物の彫刻がある。
その数、内外両面に200枚以上とのこと。
単なる寺社仏閣というより、もはや「芸術鑑賞」という趣さえある。
金ピカが眩しい社殿
そしてメインの社殿。(金色殿とも呼ばれるとか)
中は非公開なので、外だけ見学。
今度、社殿内部特別公開があるらしい。抽選式だとか。
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面白いのが、栄誉権現社という場所。
「御狸様」っていう字面、面白すぎる。
「他を抜く」という縁起から強運開祖、受験・就職・必勝の神様として信仰されているのだとか。
たぬき、奥が深い……!
優美な唐門(からもん)
やたらと豪華な門。
正式名称は「唐破風(からはふ)造り四脚門(よつあしもん)」らしい。
うまく写真を撮れていないが「昇り龍」「降り龍」の彫刻があり、不忍池の水を飲みに行く伝説があるとか。いいねぇ……
豪華で美しすぎる。
私は「建築に掘られた彫刻」が好きなので、めっちゃ好みだった……
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名残惜しいが、外へ。
「ぼたん苑」という場所がある。
どうやら会期があって、その時期だけ開いているようだ。残念!
超カッコいい! 徳川武将みくじ
社務所の近くにあったのが「徳川武将みくじ」。
どうやら2023年に設置された様子。
金ピカで豪華!
友人と一緒に引いてみた。
私が引いたのは、大須賀五郎左衛門尉康高。
武将に全然詳しくないから知らなかったが、徳川二十神将の1人らしい。なんか強そう……
くじには「徳川家中においては新参ではあったが、徳川四天王に匹敵する武功を挙げている」とあった。なんか嬉しいかも!
このおみくじはテンション上がるわー。知っている武将が出たらもちろん嬉しいし、知らない武将に出会えるのも素敵。
無料エリアなので、歴史好きはぜひ引いてみてほしい。
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親友も私も割と徳川家には親しみがあるので、
「ここと日光だけじゃなく、全国の東照宮を見て回るのもいいかもねー」
と話した。それも楽しそう!
上野東照宮は参拝無料だが、透塀の内側で社殿を間近で見るための拝観料は500円。(2024年9月時点)
都内観光の際にはぜひ!
オマケ(駅近和食ランチ)
拝観後は、駅の近く(音音 上野バンブーガーデン店)でのんびりランチを。
広々としていてゆったりできるお食事処。
おいしかったー!
上野という便利な場所にありながら見過ごされがちな神社、上野東照宮。
公園や駅付近で時間があったら行ってみて!
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