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キャリアという言葉に抵抗がなくなったのは、1人のキャリアコンサルタントに出会ったから

「キャリア」
という単語が、ずっと嫌いだった。

なぜか体が受け付けない。
不思議と、言葉自体が偉そうに思えていた。

掘り下げていくと、どうやら自分への自信のなさから来ているようだった。

素直な気持ちに辿りつく

……たとえば、こんな感情。

私は1社でしか正社員として働いたことがない。

そもそも新卒の就活に失敗して不本意な道を選んでしまったし、スキルや能力に自信がなくて転職する勇気も出なかった。

出産を機に会社を辞めざるを得ず、その後は数年間ずっと専業主婦。慣れない子育てに右往左往し、仕事への自信がカケラも無くなっていた。

なんとか奮起して起業し、フリーランスとして仕事を続けているものの、やっぱり時々は「フルタイムで子育てと仕事を両立するワーママ」が羨ましくなる。

生涯賃金も全然違うし、私も最初からそこを目指せばよかったのかもしれない。なぜ産後に続けづらい業界を選んでしまったのだろう……

そうか!

「私には "キャリア" と呼べるような大層なものはない。それなのに、他の人たちには輝かしいキャリアがあるらしい。いいなぁと思うし、みじめで悲しい」
という気持ちを持っていたんだな、と気づいた。


恥ずかしくてなかなか人前で言うことができなかったけれど……

「キャリア」
という言葉を聞くたびに嫌な気分になっていたのは、多分このせいだったのだろう。


出会いは突然に

フリーランスの小さな集まり『フリーランスギルド』。

家事シェア研究家の三木智有さんが運営してくれている、ゆるいながらも切磋琢磨し合う集まりだ。

▼ 詳細はコチラ


そこに入ってきたのが、ふりふりさん(藤川理絵さん)だった。

新卒でリクルートに入り、出産・育児をしながら数回の転職を重ね、のちに起業。多くの企業から依頼されて記事を何本も執筆していて、ウェブマーケティングにも詳しい。キャリアコンサルタントでもあり、大学のキャリア講座講師も務める。

この経歴を初めて聞いた時、
「うわ、なんかめっちゃ有能そうな人だな……」
と思った。

ライターとしても仕事をし始めて間もなかった私にとっては「上位互換」的な存在だと感じられた。

多分、けっこう警戒していたように思う……今だから言えるけど。

でも、話してみるとなぜか癒された。

ほんわかとした雰囲気を時々醸し出しているのが、文章から受ける印象とはまた違っていて。

だんだん仲良くなり、変な先入観・決めつけもなく話を素直に聞けるようになった。


キャリアは「仕事だけ」じゃない?

「キャリア」という言葉は、一般的には「職業生涯」や「職務経歴」などの意味を持つ。

私には
「キャリアと呼べるほどの華々しい職歴はないから、私は仕事面ではイマイチなのかもしれない」
というセルフイメージがあった気がする。


でもある時、ふりふりさんは言ったのだ。
「キャリアは仕事だけじゃない」と。

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すごくびっくりしたけれど、確かにそうらしい。

キャリアの語源がラテン語の「轍」(わだち)にあるせいか、広義では仕事に限らない
「人生の道すじ」「生きざま」
という意味もあるようだ、と知った。

これは目からウロコだったなぁ……!

確かに「仕事だけ」をその他と区別する必要性は感じないし、そもそも最近はワークとライフの距離が近づいている人も多い気がする。

そして、ふりふりさんの発信するこの主張はすごく心に超響いた

仕事や収入、地位でもないし、
アップするものでも
ダウンするものでも、
ましてや他人と比べるものでもありません。

私はつい、人と比べてしまいがち。
そして勝手に自信を失って自分を卑下し、落ち込んでしまう。

でも自分は他人じゃないし、他人は私には絶対なれない
そんな比較は無意味なのだ。

この気づき以降、私はキャリアを「憎々しい言葉」と捉えることがなくなり、フラットに接することができるようになっていった。


まぁいいか、こういうのもアリかもね

とは言え、別に
「私のキャリアはこういう感じ。すごくいいでしょ! 誇らしく思う」
みたいなことは全然思わない。

今でも、
「フリーランスとしてやっていけているのは幸運なおかげ&周囲の人たちに恵まれているからだ」
と強く思う。

このままでいいんだ、と毎日強く信じられているわけでもない。

でも、なぜか最近は褒められたり感謝されたりすることが多い。(プライベートというよりビジネスで)

きっと、私の強み的な部分が仕事面でも発揮されるようになってきたのだと思う。

そのおかげか、苦手だと思っていた「しゃべり」にもチャレンジできている。これからも色々と広がっていきそうな予感がする。

「こういうキャリアを歩んでいきたい」
という確固たる想いは特にまだないけれど、日々の仕事も生活も充実している。それで十分だと今は思う。


1DAYレッスンのモニター体験をした話

ふりふりさんが昨年12月にお知らせしてくれた、『デュアルキャリア1DAYレッスン』


さっそく年末にモニターとして体験させてもらった!

特に
「2024年を振り返るワーク」
「キャリアニーズを可視化するワーク」

が興味深く、最近の自分自身への理解が深まって大満足。

前後にしてもらえるキャリアカウンセリング部分も、非常に納得感のあるものだった。

この経験があったからこそ、2024年の振り返り・2025年にやろうとしていることを、サラッと書けたのかもしれない。

席が埋まるまでの間だけど、気になる方は是非!

モニター募集が終わった後の有料設定であっても、受ける価値は十分にあると思う。

ふりふりさんのお人柄については、Podcast『キャリアの合間に』を参考に。

音声は記事と違って声質・喋り方などがダイレクトに伝わるから、何となく「人となり」が分かりやすいと思う。


頼りになってすごく優しくて、なのに時々天然っぽい可愛らしさを発揮する ふりふりさん。

今後も応援していきたい!


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