誰かの「~したほうがいい」に従わなくても大丈夫|正解なんて無い
音声配信を聴いて学ぶ……いわゆる「耳活」を去年から実践中。
私の場合、会ったことのない有名人ではなく友人知人の番組を聴いている。(今のところ)
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定番はいくつかあるが、昨年末は大橋悦夫さんの『シゴタノ!キャスト』を主に聴かせてもらっていた。(良すぎて全ての回を聴いた)
中でも、とある回が示唆に富んでいて。
そこから思考が色々と飛躍し、我ながらとても面白い展開だった。
覚書として簡単に書いてみる。
(※ 記事内容はただの意見なので注意)
正解を求めすぎてしまう私たち
それは、23回の放送を聞いた時のこと。
佐々木正悟さんが
「本当に僕らは、正解を欲しがるように植え付けられている」
と仰っていた。
確かにそうかもしれない。
普通に現代日本で生まれ育って学校に行ってたら、大抵はそうなるだろうな……世間からの影響もあるし。
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その時ふと思い浮かんだのが、誰かの「こうしたほうがいい」という言説を多く取り入れすぎて、意見に左右されること。
よくあることだなぁ……と最近特に感じている。
誰かの言説が良さそうに思えるワケ
「インプット」
と称して有名人の発信を聞いたり読んだりして、言われている内容に影響され、何かを変えたり始めたりする。
そのすべてを否定はしないけれど、情報を入れて真似する行動を突き詰めていくと自分が「キメラ化」してしまう。
(Podcast『3ways』の、この回から連想)
私は少し前から、
「有名人の話を鵜呑みにしても意味は薄い」
と考えるようになった。
結局、ほとんどがただのポジショントークだから。
ポジションを取らないと意味のある話がしづらいから仕方ないけれど、結局は「その場所から見えること」でしかない。
しかも、人の気質・事情は千差万別。
とある人に当てはまることが別の人にはまったく当てはまらない……なんてよくある話だ。
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なのに「誰かのオススメ」をたくさん取り入れたくなる理由。
それはきっと、
「目の前の現実を受け入れたくないから」
なんだろうなーと思う。
要は「日常に満足していない」という話。
だから、いつも正解・良さそうな答えを探し続けているのだろう。
もしかしたら根底には
「ここで満足したら、自分は堕落してしまう! もっと良くならなければ!」
という焦り・恐怖感があるのかもしれない。
そんな時には、この考え方を思い出したい。
まだまだ自分の中に定着してない気もするけれど、すごーく良いなぁと思う主張だ。
大橋さんと佐々木さんの掛け合いの良さ
にしても、大橋さんと佐々木さんの会話はめっちゃ面白い!
なぜ私が『シゴタノ!キャスト』を聴くようになったかと言えば、SH研(スピードハック研究会)のレクチャー動画がすごく良かったから。
55期のゲスト講師は、まるさんだった。
現在の56期も、「怒り」をテーマに話が進められていて非常に興味深い。
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思い返せば、2024年12月のビッグイベント『タスクシュート総決算』でのお2人の掛け合いも超良くて。
「あの日1番の衝撃は、大橋さんと佐々木さんの掛け合い部分にあった」
と口にしている人も多かった。
これからも、お2人の話から生まれ出てくるものに注目していきたい。
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