三木智有さん『チーム家事』出版パーティーの企画運営|著者1人で悩まないための出版告知
家事シェア研究家・三木 智有(みき ともあり)さんが、2024年5月24日(金)に出版した新刊『チーム家事』。
三木さんにここ数年お世話になっている私も、出版応援メンバーの一員として色々手伝わせてもらっていて。
初めてTwitter(現X)のスペースに出て喋る、という経験もした。
色々と興味深かったので、一連の告知キャンペーン・パーティー当日の話・経験して考えたことなどを、まとめてみる。
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今の時代、出版できたとしても
「告知は、著者さん中心でやってくださいね」
「ご自身でも頑張って売ってください!」
と言われ、至れり尽くせりではないケースが多いらしいので……
たぶん、今後出版される方の参考になると思う。
スーパー予約日作戦、大成功!
今回の出版では、1つの目玉として
「スーパー予約日」
というものを設定した。
詳しくは上記記事に書いたのだが、要は
「せっかくだからお祭り気分で、応援しながら盛り上がっちゃおう」
というもの。
フリーランスギルドのメンバーを中心とした、三木さん応援隊が大活躍!
5/17(金)の当日は1時間半のスペースも実施された。
顔ぶれが豪華すぎて、もはやオンラインセミナーのよう……
この放送はなんと127人もの方がリスニング(リプレイ)してくれて、聴きながらAmazonで本を購入してくれた人も多かった。
結果、スーパー予約日作戦は大成功!
全12部門で1位獲得はすごい……
私にも言及いただき、ありがたい限り。
冠があるのとないのとでは世間に与える影響が違うため、とても良い滑り出しになったようだ。
書評や「読みたい」の声
さっそく感想を書いてくれている人も多い!
Amazonレビューも続々と集まっている。
こんな有名な方々まで……
スープ作家の有賀薫さん。ステキな方だよなぁ……
本を再度読もうかな。ググってて見つけたこの参鶏湯(サムゲタン)のレシピも簡単でおいしそう!
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出版社のプレゼントキャンペーンでも『チーム家事』は大人気だった様子。
「これから読む」「買った」という声も多い。
「家事シェア云々というよりコミュニケーションの本だ」
という声も多く、結婚・婚約・お付き合いの前におさえておくべき内容かもしれない。
まだの方は、Amazonページから是非チェックを!
出版記念パーティーを企画・運営
三木さんの
「今までお世話になった方々にお礼を言いたい」
というご希望もあり、出版パーティーを行うことになった。
プロデューサーは友人の倉田エリさん。
「生まれついてのマーケターなのかな?」
と思うほど、広告宣伝や戦略をいつも楽しんでいる方。
今回の全体プロデュースもさすがの説得力と行動力で、めちゃくちゃ勉強になった。
私も微力ながら告知・タイムテーブル・受付などを手伝わせてもらい、勝手にすごく満足した。(イベントの裏方が大好きなので……)
開催場所は三木さんとエリさんが色々探してくれて、『アトリア参宮橋』に決定。
アットホームで幸せいっぱいの時間
三木さんの人柄のせいか、参加者の皆さんが優しい方々ばかりだったのが印象的。
お片付けBootCamp!の中心メンバーや「家族のあり方」についての仕事をしている方も多く集まり、それぞれに盛り上がっていた。
パーティーの内容はほとんどが歓談の自由時間だったけれど、企画も少しだけ行われた。
担当編集・安永 姫菜(やすなが ひな)さんと三木さんとのトークショー。
質疑応答の時間には、なんと担任の先生(三木さんの娘さんの)が質問してくれて。
「そうは言っても……○○なんじゃないですか? そういう時、どうしたらいいんですか?」
と、ズバッと切り込む質問。
おかげで三木さん宅の赤裸々なトークが再現されることになり、会場の熱量は最高潮に。
こういう質問をとてもできない雰囲気の著者さんもいると思う。
威厳がありすぎて周囲はイエスマンばかり……みたいな。
「三木さんは、そうじゃないから良いんだなぁ」
と実感する瞬間でもあった。
終わる頃には「結婚式」ならぬ「結婚途中経過報告式」みたいな雰囲気になっていて……
ご夫婦・ご家族のあり方がホントに素敵だと思った。
参加された方の感想をご紹介
色々な方が参加した感想を書いているので、ご紹介してみる。
(順不同・ご本人も含む)
奥様(ほーりーさん)からもFB上で素敵なコメントが届いていて、微笑ましい限り。
なんと会場のアトリア参宮橋さんも、開催報告の記事を出してくださった。
本当に素敵な場所なので、オススメ!
著者側の告知が必要な現代だからこそ
出版って「出して終わり」ではないらしい。
紙の本が衰退していると言われる今も
「商業出版したい」
と考える人は相当数いるけれど、実際に出版できる人はインフルエンサーばかりに偏ってしまっている気もする。
売れる人の本は何もしなくてもどんどん売れてメディアにも取り上げられる一方で、有名ではない著者の本は平積みもされず、本屋の棚にそっと差し込まれるのみ。
格差は広がり、普通の本は何もしなければ売れるはずもない。
やっぱり著者側の多大な努力が必要とされるようで、知人の作家さんは
「最近は本屋巡りをして売り込むこともある」
と言っていた。
だからこそ、こうやって著者周辺の人達がまとまってチームを組み、出版応援をすることの可能性を感じた数ヶ月だった。
小さくゆるい繋がりの素敵さ
三木さんが主催するフリーランスギルド。
フリーランスのための進捗確認と情報交換の場所で、私も所属している。
パーティー当日にギルドメンバー全員が来れた訳ではないけれど、来れない仲間からはお祝いのお花が届いた。
斜めの繋がりというか、上下関係でもなければ単なる水平関係でもない。
共通点も相違点も色々で、守備範囲が違うからこその面白さもある。
お互いを認め合える心理的安全性の高い場所。
こういうサードプレイスをいくつか持つことが人生に与える影響は、かなり大きいと感じる。
これからも交流を深めていきたいな。
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『チーム家事』は、まだまだ販売が開始されたばかり。
まだの方は是非お手元で確認してほしい。素材感が素敵で、紙で欲しくなること請け合い!
まだ読まれていない方、是非どうぞ。