2018.11.27はたぶん僕の人生のハイライト
はじめまして、こんばんは。
菅原弘暁(すがはら ひろあき)と申します。
生まれて初めてnoteを書きます。もしかしたら最後かもしれません。
いま30歳なのですが、あと15日で、(たぶん)人生のハイライトを迎えようとしています。家でゴロゴロしながらダラダラ書いていますが、実はけっこう緊張しているんですよ。
というのも、11月27日に「PR3.0 Conference」なる大規模カンファレンスの主宰がが、何を隠そうワタクシなわけです。
「そんな簡単に人生のハイライトとか言っていいの?!」と思われそうですが、もともと僕は大した人間ではなく、うっかり起業に付き合わされただけで、ほかの人よりちょっとだけ「PR」という仕事が得意だっただけです。
役員を務めている会社では、SaaSプロダクトを運営しているのですが、「SaaS」の意味もいまだによくわかっていません。チャーンってなんだよ。大五郎かよ。
この「PR」というものは、Public Relationsという言葉の略称なのですが、その本来の意味を知るひとは、ほとんどいません。多くのひとは「宣伝」「プロモーション」といい、業界人のひとですら「メディアに露出すること」というでしょう。
まぁ普通に生きていたら、「PR」の由来を知ることなんてまずないと思いますし、普通に生きていなくても、それについて考える時間はほとんどないでしょう。そんな暇があったらテレビ観たり、家でゴロゴロしたいと思います。
でも、僕は言いたい。
何者でもなかった僕が、日々忙しく仕事に明け暮れる皆様と同じく、社会人として一生懸命はたらいただけで、誰もが知る大企業の社長や、イノベーションの最前線にいるビジネスパーソンや、世代によっては会いたくて会いたくて震えてしまう芸能人にご協力いただき、虎ノ門ヒルズの5Fに集結させることができました。
一昨日、ついに全プログラムが公開したタイムテーブルを貼り付けるので、どうかゆっくりスクロールしたり画像を拡大したりしてほしいです。どうだ、すごいだろう!
(全プログラム公開といいつつ、「Secret Event」があるのはご愛嬌)
これは僕がすごいのではなく、Public Relationsがすごいのです。
とてつもなく、大きな可能性があるということなのです。
11.12時点で、677名のビジネスパーソンが当日チケットを入手してくれています。まとめ買いをしてくれている企業さんの分も入れると、750〜800名は固いです。これは我ながらすごいことだと思っています。
「アドテック東京」などと比べると小規模かもしれないけれど、Public Relationsをテーマにした大型カンファレンスは、日本では初めてです。そこは大目にみてほしいところ。
何者でもなかった僕が、起業して、億単位の資金を募ることができて、これだけの人を集めることができたのは、Public Relationsと、それを生業とするPR業界の諸先輩方のおかげに他なりません(PRと僕の出会いはびっくりするほど意識低いものなのですが、それは長くなるのでカットします)。
「PR3.0」という大それた記号には、その感謝の想いも込めています。
アップデートは、過去の否定ではなく、過去、そして現在があってこそできるものです。僕をそこそこ立派な社会人に育ててくれたのは、間違いなくPR業界の諸先輩方で、その方々が残してくれた遺産を消費したり、敷いてくれた道をダラダラ歩くことは、マジで失礼というか、ただのクソ野郎だと思っています。
僕のような後進の若輩者がすべきことは、恥を忍んで、「PR」を一歩前に進めることです。だからこのカンファレンスを開催することにしました。
このカンファレンスでは「明日から使えるノウハウ」や「誰しもにも当てはまる正解」は語られません。これまでPRについて考える暇がなかったビジネスパーソンが一人でも多く、PRについて考えてくれることで、PRはアップデートできるのだと思います。
だから一人でも多く、「自分はPRとは関係ない」と思う人にきてほしいです。チケット代は決して安くないかもしれない。会社に許可をもらって1日外出することは容易ではないかもしれない。でも、きてほしい。
2018.11.27は、たぶん僕の人生のハイライト。
屋内イベントだけど、てるてる坊主をいっぱい作ることにします。