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「かまメシ」はじめました 〜「食」を通じた人が繋がる場づくり〜
「食」について考えることが増えています
子どもの頃は、肉中心のかなりな偏食
学生時代や独身時代は、偏食は改善されたものの、とりあえずおなか一杯になればいいやといった感じ
それがやはり年齢的なものもあり、最近は健康の観点からも食べるものに気をつけるようになりました
そして最近は、「食」の別の一面についても考えるようになっています
きっかけはこんなことから
ある年の年末、友人宅の餅つきに誘われて参加することに
その餅つきは、友人家族やその親戚、そして招待された友人、さらにはたまたま通りがかった近所の人たちまで巻き込んで、早朝から夕方まで、総勢40名近くが参加する一大イベント!
餅つきをしている横ではバーベキューが始まり、お酒を飲む人たちも
子どもたちは餅つきにすっかり飽きてしまい、鬼ごっこやかくれんぼが始まる
そんな遊びに巻き込まれていく大人たちも現れる
と、すっかりカオス状態…
そこで初めて会う人が大勢いるにも関わらず、お餅をついたり、バーベキューをしたり、そして一緒に食べたり飲んだり
そんなことを通じて、会話が弾み、笑顔が溢れる
そう、「食」には人を繋げる力があることを改めて実感した出来事でした
そんなタイミングで、料理上手な友人から、
「料理を通じて何か人と人が繋がるようなことができないだろうか」との相談
そこで、ちょっとしたイベントを開催してみることに
イベント名は「かまメシ」
「食」を通じて、まさに「同じ釜の飯を食う」のような、人と人との繋がりを作っていきたいとの思いを込めたネーミング
イベントと言っても、仕事や学校帰りに10人くらいで集まって、みんなで一緒に夕飯を作り、一緒に食べて、一緒に片づけるといたってシンプル
一人じゃなく大勢で夕飯を楽しもうというもの
面白がって参加してくれそうな人たちに声をかけて、さっそく開催
企画した友人と私以外、参加者同士はほぼ初対面で、職業や年齢もバラバラ
当日は19時をめどに集合
簡単な自己紹介を済ませて、友人が献立を発表!
それぞれの料理経験から役割分担を決めて作業をスタート
すると、
「今日は誰の紹介で参加したんですか?」
「すごい!ずいぶん慣れた手つきだよね」
「え?そんな包丁の持ち方するの?危ないなぁ」
と、料理の経験や参加したきっかけで会話が生まれ、笑いが起きる
自然にコミュニケーションが生まれるんですよね
約1時間後、食事が出来上がるころには、すっかりいい雰囲気に
そして、みんなで「いただきます!」
調理中のハプニングや参加者同士の思いがない繋がりが見つかってさらに話は盛り上がる
片づけを始める頃には、すっかりチームワークもできて、テキパキと作業が進んでいく
そんな光景を眺めながら、「食」の持つ力の大きさを再確認
食事を作ること、食べることは人にとって生きていくためにはなくてはならない根源的なもの
そんな根源的なものだからこそ、一緒に作ったり、食べたりすることを通じて、喜びや楽しさを感じ、信頼関係が作られていく
一人で食事をすることでは感じることができない、経験や誰かと繋がっている実感、そんな隠し味が食事を美味しくするんだと思うんですよね
そんな「食」を通じて、新たな人と人との繋がりが生まれる「かまメシ」を、これからも定期的に開催していこうと考えています
将来的にはイベントではなく、常設の場所として作れたらなと
「あ、今日は「かまメシ」で食べようかな」
そんな感じで、いつでも気軽に寄れるような場所として
そんな場所ができると、かなり楽しくなりそう