you matter to me
テレビでも、SNSでも、
「日本人」「都民」「若者」「高齢者」「白人」「黒人」「アジア人」
といった、非常に多くの人数をひとまとめにした言葉をよく見ます。
働くなかでも「お客様」「従業員」「みんな」「生徒」というような、
多くの人数を含む言葉を、使うことがあります。
こういう言葉って、使いやすいですし、時には使わないといけない場面もあるのですが、
使うときに、絶対に忘れててはいけないことがあると思います。
それは、仕事だろうと、恋愛だろうと、教育だろうと、政治だろうと、
結局は「1対1」の関係性になるということです。
僕は現在、日々「子別指導」をやっているわけですが、
「1対1の指導も大事だけど、「日本の教育」を変えるには制度から変えないと」
と言われることが時々あります。
「たしかにその通りだな」と思いますし、それが必要は場面もあると思いますが、
どんな制度になったとしても、結局は「1人の子ども」がいて、「その子を指導する人」がいるわけじゃないですか。
そうなったら、やっぱり「1対1」の関係性の問題になってくるんですよね。
人種差別の問題についても、「社会的な制度」の問題もあると思います。
とはいえ、実際に差別が行われる瞬間は、
「する人」と「される人」がいるだけで、
そうなるとやっぱり「1対1」の関係性の問題になると思います。
そう考えると、教育の問題も差別の問題も、
「今目の前にいる人に対して、相手の立場に立って、ベストを尽くす」
ということを一人一人がやれば、ほとんどの場合で、解決すると思うんですよね。
そして、それでも解決しない部分を「制度を変える」ことで解決していくんだと思います。
何をするにしても、語るにしても、ほとんどの場合、登場人物は
「私」と「あなた」
だけでいいはず、、、です。
でも、悲しいニュースを聞いたり、怒りを感じたとき、あっという間に忘れてしまいます。
なので、忘れないように書きました。
日々触れ合う、目の前の人に対して一生懸命に関わることが、
「今の自分にできること」だと思いますし、
「you matter to me」(あなたは私にとって大事な存在だよ)っていつでも言えることが、
「ゆたかさ」なんじゃないかな、と思います。
それでは!
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以下は、ちょっと身内向けのお話です!
先日、坪田塾上本町校のN先生から、
「末吉先生のブログの読者がうちの生徒と保護者様にいるみたいです!」
とうかがいました。
N先生もすごく褒めてくださって、
書くモチベーションが爆発的にあがりました。
ので、上がった内にまずは1つ書き上げようと思った次第です。
坪田塾では現在コロナウイルス対応で、全面的に遠隔授業となっています。
これまでのようにいかない部分もありますが、生徒様、ご家庭の協力で何とか成り立っており、本当にありがたい限りです。
勉強できない理由を見つけやすい時期だと思いますが、
オンライン授業でもガンガン伸びていく生徒の様子を見ていると、
人間の可能性って、本当に無限大だなと思いますね!
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