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正直不動産 第5話

どうも~。終活日日是好日不動産のスエビバです!
今日は正直不動産の第5話を書いてみます。
もしよろしければ、最期までお付き合いください。


今回は、欠陥住宅について取り上げていましたね~。
長年、不動産の仕事をしていると不具合のある中古物件が出てくることも当然あります。


2018年4月からは宅地建物取引業者にインスペクションに関する規定が出来まして、下記の項目が義務付けられました。わかりやすく言うと、


①不動産会社が中古不動産の売買を引き受ける際に、インスペクション事業者をあっせんできるかどうかを媒介契約書に記載すること。

媒介契約書から抜粋しています。
不動産会社に依頼する際に書面にこんな感じ出ています。


②売買契約締結前の重要事項説明の際に、インスペクションが実施された場合はその結果について説明すること。


③売買契約締結前に、インスペクション・ガイドラインで診断すべ基礎や外壁・雨漏りの状態などを、売主・買主双方で確認してその内容を書面にすること。※基本的にインスペクションなど第三者の調査機関の調査結果が対象ですね。
売買契約書の書面では、下記のように記載されています。

不動産売買契約書から抜粋しています。
インスペクションをしていない場合はサラッと読み流す程度が多いのではないでしょうか。


要は、中古住宅は劣化している箇所や欠陥箇所がある可能性があるので、住宅の専門家による診断を出来るだけ受けた方がいいですよと、国が言っているんですね。それで、不動産売買を仲介する不動産会社に説明義務を負わせている感じです。


実際に、私自身もホームインスペクションを利用して不動産を購入したこともあります。簡単な診断でしたら、正直不動産でも言ってたとおり5~6万円ぐらいだったと記憶しています。
例えば、一戸建てであれば屋根裏や床下に潜っていただいて、詳しい書類を交付してもらうとプラス料金が上がるといった感じですね。


また、前職の際ではリフォームを何社か相見積もりをした際に、あまりにも金額の差が出たので、ホームインスペクションを利用してその見積りが適当なのか判断する材料にさせていただきました。
ガチで第3者機関として住宅診断してもらえますので、とても信頼出来ました。


私は費用をかけていいから、安心して購入したい方はやったほうがいいとは思いますけどね。


まぁ、ドラマでありましたが売主・買主それぞれ立場が違いますからね。
でも、知っていてセコイことする人はいずれ何かでしっぺ返しがくると思いますので、正直に言ったほうがいいと思いますけどね。。


私が利用していたのは、今回のドラマも監修されていたようですが、この制度を作ったといっても過言でない「さくら事務所」さんです。


何かあれば、こちらに連絡されたらいいと思いま~す(^_-)-☆


アメリカではホームインスペクションは一般的なんですよね。
日本はまだ始まったばかりです!これから、これから。


また、アメリカが一般的なのは中古住宅の流通が多いからなんですよね。
アメリカは中古住宅の比率が約80%で、日本はまだ20%になっていないとも言われていますからね。


色々な要因があるとは思いますが、売主・買主がクリーンな取引が出来るような業界になっていければと日々思っています。


あっ!!後、不動産会社の営業マンは仲介することのプロではありますが、
建物のことなどを熟知している人は本当の少ないと思って下さい。
なので、これから家を売る人・買う人も頭に入れて取引してくださいね!


ではでは、こんな感じで終わります<m(__)m

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