見出し画像

『エスパー魔美』にはまる

先日、Xで藤子・F・不二雄著『エスパー魔美』がトレンドになっていたので、無料の「サマー・ドッグ」を読んでみた。

手塚治虫氏の「ブラック・ジャック」を髣髴する、悲しさと温かさ。ヒューマニズム。ラストの高畑さんの思いやりある行動がまたいい。じんわりとした気分で再読する。

高畑さんは、見た目が綺麗なジャイアン、中身がちょっと粗忽な出木杉君という、理想的な男性。性格も頭もいいのに、野球が苦手で方向感覚も良くないところ(多少うっかりなところ)がまたいい。

高畑さん

14歳の魔美が、画家の父のために(バイト代のために)積極的にヌードモデルになったり、その裸体画を男子同級生(高畑さん)に見られてもまったく恥ずかしがらなかったり、ちょっとご都合的な面もあるのだが、やはりテーマが明確、キャラが魅力的で、絵柄が綺麗で話がわかりやすくて好き。

結局、全9巻大人買いして読んでしまった。

「マミを贈ります」より

私も人生は束の間の儚い夢だと思うけど、だからこそ充実した美しい夢にできるよう、努力したいな…と思うので、高畑さんの台詞には深く共感する。
(ちなみに、アニメで高畑さんを演じている男性は、田中真弓さんの旦那様)

🍁     🍁     🍁

今日はやや体調不良。
風邪薬と花粉症を抑える薬を飲んだせいか、ひどく眠くなった。
『エスパー魔美』を時々読みつつ、寝ては起き、また寝て…というほぼ横になっている土曜を過ごした。

たまには半径5mの生活も悪くない。
いつも動かない生活だと、筋肉その他が怠けて良くないけど、たまには。

いいなと思ったら応援しよう!