とりとめのない会話(日記)
今年最後のつちのとみ。天気が良くなったので、足のリハビリ後に蛇窪神社に参拝することに決めた。
女性二人の会話から
電車の中で、60代半ばくらいの二人の女性の会話が耳に飛び込んできた。
「だからぁ、あの子ずっと家に引きこもりっきりでしょ。話題がないのよぉ」
親戚の子か、知人の子について話しているらしい。確かに外出しないと世界は広がりにくいし、時流にも乗り遅れ、一般常識的なことに疎くなる。しかし、それは罪だろうか。
彼女たちの話をずっと聞いていたわけではないが、殆ど知り合いの噂話に終始していたように感じられた。
女性は(いや男女含めて)噂話を好む。それはおそらく、自分の顔の広さや社会性の高さを誇示する意味合いも含まれているように思う。話題の内容自体は、そう深くない。
昔読んだ小説にこんなフレーズがあった。
「彼女は、女性にありがちな、主旨の定まらない話題を取りとめもなく繰り返すわけでもなかった」
女性の雑談は、有益かどうかとか深い教養があるか――ということではなく、「話をすること」そのものに意味があるのだろう。孔雀が羽根を広げるがごとく、社会性を見せ合って安心するのだ。
蛇窪神社
やはりあさイチで来るべきだったか。11:40頃に到着したら、かなり混雑していた。
「つちのとみ」は最後の「富」に引っ掛けて、財運向上につながる吉日、と蛇さんたちが説明していた。そうだったのか…!全然気づかなかった。
拝殿、弁財天社、稲荷社と参拝して12:30。
列が長くて、50分近くかかった。
やっぱり次回は早朝参拝しよう。
ファミレスにて
ダイエットのためには「朝6:00-8:00、昼11:00-13:00、夜18:00-20:00」の間に食事をするといいらしい。12:30。近場の五反田のジョ〇サンに行くことにした。
ここでちょっとトラブルが。
ジ〇ナサンに入店した際、ベビーカーを携えた女性が、案内を待っているところだった。私は氏名を書き、名前を呼ばれるのを待っていたところ、スタッフが気づかず、次にドアを開けて入ってきた女性を「あちらにどうぞ」と案内してしまったのだ。しかも私のお気に入りの、少し死角になっているひっそりとした席に!ええ…私が使いたかったのに。
残念に思った瞬間、そのベビーカーの女性が「この方が先に待っていましたよ」とスタッフに伝えてくれたのだ。スタッフはびっくりして、平謝り。「はい、名前書いて待っていたんですよね」と少しちくりと釘を刺したが、それよりも見知らぬ人の親切が嬉しく、彼女に「ありがとうございました!」と溌剌とした声で頭を下げた。
1歳くらいの男の子を見ながら、他人にも咄嗟の気遣いができる女性。
きっと仕事もできる女性なんだろうな。ちょっと、ほっこり。
――ああ、そうか。家にこもっていると、ちょっとムッとすることにも、じんわり嬉しいことにも、出逢えないからね。
適度な距離で見ているのは面白いよね、人間は。
最後に
上野の不忍池辯天堂、五條天神社、花園稲荷、穴稲荷、徳大寺摩利支天を参拝して終了!
ファミレスではご飯をサラダに変えてもらったが、ドレッシングがかかっていたためか、体重が増えてしまった。
というか揚げ物(コロッケやフライ等)がいけないんだな。
また明日から、ダイエットを頑張ろう。
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