世の中は、意外と簡単
数日前、ふと思った。10月に入ってから、やたらスマホのGBの減りが早い気がする。確か、月に3GBしか使えないプランだったはず。近所のYモバショップに予約の連絡を入れ、相談に行く。
対応してくれたのは、若い中国人女性スタッフ。「お客様は無制限プランに入っていますから、むしろ使わないと勿体ないですよ」と言われる。そうだったのか。2024年6月末に新機種を購入し、その時言われるままに「お得ですよ」というプランに変えた気がしていたが、内容をよくわかっていなかった。故に、ファミレスではいつもGB節約のためにWi-Fiを利用していた。旅館でも同じ。そしてGBが減るのが嫌で、移動中はいつも機内モードにしていた。根本が誤っていたらしい。
説明の際、PAYPAYの話になった。「ご利用なさっていますか?」「いや…全然。そもそもPAYPAYの仕組みがまったくわからず。通信料がかかると思って、尻込みしていました」「PAYPAYは、ネットにつながなくても利用できるんですよ」私が機器音痴だと知って、スタッフさんが「お手伝いしますから、一緒に登録しましょう」と申し出てくれた。
脳みそ活性化のためにも、時代についていくためにも、新しいことを覚えたい。全部わかる必要はないのだ。使いながらおぼえていけばいい。
ではカードを登録しましょう…というところで、一つの懸念が生じた。私は完全FIREの身。審査が通るのだろうか。取り敢えず「職業:自営業、昨年の収入:X00万円」と入力。専業投資家として、X00万円以上の収入はあったのだから、嘘ではない。審査機関が知りたいのは職業ではなく、支払い能力なのだから、このくらいは許されるだろう。
スタッフさんは、2024年の10月にこの店舗に異動してきたらしい。赴任後3日と思えない程、落ち着いて仕事をしている。「もう何年もここにいるような、安定感がありますね」と伝えたところ「よその店舗でも同じようなことを、長くやっていましたから」と微笑まれた。いや…どこに何があるか、勝手をつかむのも大変だし、日本語で対応するのも大変だと思う。てきぱき仕事をする方は、本当に格好いい。
「(PAYPAYカードの)審査結果は、本日中にメールで連絡がありますよ」とスタッフさんに言われたが、そのとおり「審査が通りました」という連絡が入っていた。すごい。簡単だった。
堅実な職場で働いていたため、「辞めたらクレジットカードは容易に作れなくなるな」と退職前にまとめて作成を行ったが、…そんなに構えなくても大丈夫だった。
世の中は、意外と簡単にできている。