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かがくいひろしの世界展

八王子市夢美術館で開催の「かがくいひろしの世界展」を観覧しました。


子も孫もいない私は、大人になってからは絵本関係に疎く…かがくいひろしさんのことも、展覧会に来るまでは存じませんでした。

特別支援学校の教員をつとめる傍らで、50歳で絵本作家デビュー。4年後に急逝。16冊の絵本は今も愛され続けています。
2009年の3月末に教員を退職し、専業絵本作家として踏み出してわずか半年。同年9月28日に、すい臓がんで旅立たれたと…。54歳でした。

知的障がいのあるお姉さん(ひろしさん4歳の時に、事故で他界)がいらっしゃったこと、おおらかなお母様がいらしたことも、後のひろしさんのお人柄や方向性等に影響を及ぼしたのでしょうね。

(キャプションや絵を観ながら、珍しく目が潤んでしまいました…)


絵本(原画)もほのぼの素敵でしたが、今回は貴重なデッサン画も展示。

お母様の似顔絵デッサン
卒業生に贈る似顔絵
愛用品



美術展を観覧後、図書館でかがくいひろしさんの絵本を借りて読みました。

ほのぼの、ほっこり。優しい気持ちになれる絵本でした。

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