「外国人はお客様」ではない
日本のグローバル人材育成教育は、国際化のメリットばかりを吹聴し、その危険性(デメリット)はまったく教えない。英語を学び、相手の文化を学び、相手の要求や背景に敏感であることを学ぶ。要は「社員のお客様に対する心構え」とそう変わらない、ということだ。多分「外国の人はおもてなしの心で」というのが下地にあったのだと思う。
保育園で、ムスリムの子供たちに「ハラル認証」給食を別に作るそうだ。ざっと新聞に対するコメントに目を通したところ、かなりの日本人が嫌悪感を示している。「なぜ日本人の子は出されたものを食べろ、アレルギーなどがあるなら弁当を持参しろ…という対応で、外国人の子には彼らに合わせた献立を提供するのか」と。私もこの意見に賛成だ。こういう場合、譲歩すればするほど先方は浸食してくるものだ。日本人は相手の善性を信じ込み過ぎるが、そのやり方ではあっという間に日本は崩壊すると思う。
実際、鳥居への落書きや電車内でのダンスや公共の場所での割込みなど、マナーの悪い外国人は多い(もちろん、マナーのいい外国人も多いが)。
ここは日本。まず日本人を守るために、納税者のために税金は使われるべき。
支援は、こちらに余力があるときに行うものだと思う。
先日読んだ昆虫の話より。小笠原諸島にセイヨウミツバチが持ち込まれたところ、在来種のハナバチが蜜取り合戦で負けて激減してしまったそうだ。
まるで今の日本を暗示する話のようで、ため息しか出てこない。