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ねんきんネットがひどすぎる

ねんきんネットからメールが届いた。「ずっとログインがありません。ログインをお願いします」という主旨。
年に一度、誕生月に届く通知を見れば事足りると思っている。そもそも将来減額される可能性がある年金に期待していない。だから見ていないのだ。

とはいうものの、そんなに催促するなら暇つぶしにログインしてみるかと思い立った。


サイトが非常にわかりにくい。世の中の人は、こういうのを難なく使いこなしているのか、すごいなあと感嘆しつつ、将来の年金額のかんたん試算をクリックしてみた。すると…

月額19,300円 年額231,600円

ええええええ~~~~~????

いや、嘘でしょ?何か入力を忘れたのかと思いあちこち探したが、どうもわからない。一応、厚生年金は30年以上加入し、そこそこの額を積み上げている。国民年金に切り替えて約1年。それのみの試算ではないか、と推測した。
そして、ようやくこちらのページに辿り着いた。

ねんきんネットより

システム上の制約で、共済加入期間について、50歳未満の方および年金受給者の方は過去の共済加入期間に係る老齢基礎年金のみが試算対象となります。
一方、50歳以上の方は共済加入期間を試算に反映していませんのでご留意ください。

早い話、私の厚生年金加入期間は「システム上の制約」で、まったく反映されていないということだ。見る価値なし。

向こうが「ログインしろしろ」と催促するから見に行ったのに、役に立たないを通り越して、混乱を与える無意味な情報しかないとは…時間と労力の無駄だった。却ってストレスが増大した感さえある。

この件について検索したら、既に10年以上前から指摘されていたらしい。

私は生活設計に年金は組み込んでいないし、当時の同僚たちも(上記理由で)ねんきんネットを活用していなかったから、知悉する機会を逸していたのだ。

知らなくても全然問題ない代物だったけれども。

月2万円弱の試算理由がわかり安堵したが、同時に「年金をあてにしてはいけない」との決意を更に強くした。

アダムのリンゴやパンドラの匣ではないが、知らないほうが快適でいられることは結構多い。
機嫌よく暮らすために大切なことは、そう多くない。「無知は恥。すべてにおいて好奇心を持とう、何でも見てやろう」と漁りまくるより、情報断捨離を選びたい。

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