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三が日(或いは松の内)に絶対やってはいけないこと
年賀状を送っただけなのに、ひどい目に遭ったというお話。
きちんと年賀状を出していた20代の頃。当時の文通相手にも送ったところ、一月三日に仰天するものが届いた。
郵便受けの中に「喪中はがき」が入っていたのだ。
――昨年の八月に、祖母が亡くなり、今年は喪中です。ご連絡を差し上げておらず、ごめんなさい。
手書きで、そんなことが書かれていたと思う。
おそらく、元日に私からの年賀状に気づき、急いで喪中の連絡をしようとペンを取ったのだと思うが・・・これは完全にNG。
年賀状受付(12/15)前までに喪中欠礼の挨拶を済ませるのは何故か?
その意味を考えれば、わかること。
新年早々には、絶対相手に送ってはいけない。
もし喪中の件を知らない相手から年賀状が届いたら、松の内の連絡は避け、正月気分が抜けた頃、寒中見舞いで挨拶すれば済むことだ。
――もちろん、人の生死は時期を選ばずやってくる。年末年始だろうと吉日だろうと凶日だろうと、誰かが生まれ誰かが逝く。年末に家族が急逝し、新年に年賀状を受け取るご家庭もあるだろう。そういうことにも目を背けたい、と主張しているわけではない。
自分の都合は守りつつも、相手の快適さをぶちこわさない、そういう気遣いは必要不可欠だよね…ということだ。
相手に悪気がないのはわかっている。
しかし、悪気がなければいいというものではない。むしろ善性から発したぶん、性質が悪い。
この件から彼女に手紙を出すことを控えるようになり、今は名前も覚えていない存在になった。
年賀状を送っただけなのに。
どうしてこう、不快なことに巻き込まれるのだろう。
敢て書くこともないけれど・・・
くれぐれも新年早々に喪中はがきを出すことのないよう
皆様ご注意ください。
(そもそも年末急逝の場合、喪中欠礼はがきの前に
やることが山積しているはず。
年始に喪中はがきを出すことは通常ありえないと思う)