成田山新勝寺、成田山公園の紅葉
11/28の不動明王縁日に、成田山新勝寺へ。
…久しぶりに早起きして(通勤ラッシュに見舞われないうちに)現地に向かう。京成線日暮里駅で乗り換えたのだが、表示にびっくり。
どこの国だ?
今ってこうなってるの?(高橋一生風)
確かに成田空港へ向かう外国人旅行客は多いと思うが「母国語と併記」なんじゃないかな?完全に日本語が駆逐されているのは、行きすぎだと思う。
これ、地方から出てきた年配の日本人はすぐにわかるのかな?都民歴30年超えの私でも、呆気にとられたのだが。
そんなことを考えつつ電車に揺られ、9時頃京成成田駅に到着。
長い参道をテクテクあるいて、新勝寺へ。
ひととおり参拝した後、成田山公園へ。
平和大塔で、9~17時頃まで写経ができる(2000円)。中を覗くと、6~7人ほどの方が写経中。トイレを済ませてから戻ると、申込書記入所に6名の女性陣(60代くらい)がたむろしていた。私も彼女たちの隙間から手を伸ばし、申込書を受け取る。最初の一人が受付に進むタイミングで、私がその後に続く。ちょうど団体の間に入り込む形になったのがまずかった。
受付スタッフさんが「詰めて座ってください」と私に指示。言われた通りに最初の女性の近くに行くと「ここ(仲間が横並びで)6人で座りますから」と断られた。いや…私はスタッフ指示どおりに動いただけなのだけど…と思いつつ、前の方に腰をかける。スタッフさんが彼女らに作法を説明しているのを背中で聞く。それはともかく、机の上に硯と墨汁はあるが肝心の筆がない。多分、私もあの団体の中にいると勘違いしたスタッフさん、「全員に筆を配った」つもりでいるのだろう…スタッフさんは6人も7人も区別していない(人数を数えていない)だろうし。
しかし「筆がありません」とは伝えなかった。常に、持参した筆ペンで写経をしているからだ(逆に筆ペンを持っていない時は写経は行わない)。成田山の筆は持ち帰っても、そのまま道場に置いたままにしても良いことになっているが、使わないものをもらうのは無駄だからね。無問題。
それよりショックだったのは…。平和大塔内で、階段を上っていたときのことだ。上から高齢者4人が降りてきたのだが、先頭にいた白髪頭の男性(推定80代後半)から「あれ?あんた俺の嫁さんかい?」と声をかけられたのだ!
えええええ?私、そんなに老けて見えるの?とがっくり。彼の後ろにいた男性が「(奥さんなら)後ろにいますよ」と笑ってたしなめていたけれど。
――まあ、多分認知機能が曖昧な男性で、きっと私が若い頃の奥さまに雰囲気が似ていたので、混乱したのね――という事にしておく。