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1年留学した私のモントリオールおすすめスポット5選

学生時代、もう5年前になるが、カナダはモントリオールに1年弱留学をした。
とても楽しかったことも、とてもきつかったことも、今のわたしを形成する大事な1ピースになっている。

今回は、留学時に好きだった場所をピックアップしてみる。
5年経っているし、コロナもあったので状況はかなり変化していそうだが、今後留学に行くような人や、旅行で行く人に参考にしてもらえれば幸いである。

1. モン・ロワイヤル公園 Parc du Mont-Royal

まず欠かせないのはどこを切り取っても美しいモンロワイヤル公園。

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よくよく調べるとニューヨークのセントラルパークと同じ設計者らしい。それはきれいなはずである。大学が近かったこともあり、ここで留学生の友達とよくピクニックをしたり、暑い日も寒い日も散歩に行ったものだ。

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MontはMountain、Royalはそのまま王の、とかそういう意味だが、Mont Royalは全然高い山ではなくむしろ丘である。モントリオールは川の中州なので街の向こうに川が見える。

登っていくと展望台広場から市街地が見下ろせるようになっていて眺めが非常に良い。夏にはピアノが置いてあったりして自由にそのへんのおじさんが弾いていたりする。

ちなみに展望台は東を向いているので朝日がきれいに見える。
冬に朝日を見に行ったときの写真。ひどく寒かったが、美しくて癒やされたのを覚えている。

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2. ジャン・タロン市場 Marché Jean-Talon

モントリオールには数多くのマルシェがあれど、ジャン・タロン市場が最大級で楽しく、周りの雰囲気も好きだった。住んでいる場所から少し遠かったけれどよく一人でもご飯を食べたり果物を買いに行ったりした。

マルシェに行くと新鮮な野菜がスーパーよりも断然安く、おっちゃんやおばちゃんとの会話も楽しい。フランス語で話しかけるとにこにこ聞いてくれて嬉しかったのをよく覚えている。よく知らないベリーやきのこを買って調理するのも楽しかった。

ただ、モントリオールは冬がバカみたいに寒いので、こういった屋外の市場は規模が半分くらいに縮小されてしまうのは残念!

牡蠣が好きな人は夏に訪れて、このオイスターバーで生牡蠣を食べるのがオススメ。お兄ちゃんがこの牡蠣はどこのでミルキーだの、こっちはスッキリした味だのいろいろ説明してくれておもしろい。

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3. 旧港 Vieux Port

モントリオールにも旧市街があり、趣深い昔の建築物が残されている。その一角にセントローレンス川に面した港がある。Vieux Port(Old Port)と呼ばれ、近くには市役所などもある。

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ヨーロッパの文化が色濃く残るモントリオールらしく、広場があって教会があって、お店も充実していてお散歩が捗るエリアである。向こうで買ったブーツで石畳をコツコツ歩いていると、まるでヨーロッパを歩いているようで、映画の中にいるような気分になれる。

モントリオールで一番有名な教会であるノートルダム大聖堂もほど近い。

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この大聖堂は内装が本当に大好きだった。入場料を少し取られるが、中に入って席に座って、キリスト像や素晴らしいステンドグラスを眺めながらぼーっとするのも悪くない。

モントリオール生まれのセリーヌディオンはここで結婚式を挙げたらしい。ここで式を上げるのに一体いくらくらいかかるんだろう…恐ろしい額になりそうである。

ちなみにノートルダム大聖堂の斜向かいみたいな場所にある、Tommyという2階建のカフェが大好きでよく行っていた。クロワッサンなどのパンやコーヒーも美味しくて、内装がかわいい。最初に通っていた語学学校の近くで、宿題もはかどったものだ!笑

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4. サンジョセフ礼拝堂 L'Oratoire Saint-Joseph

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どうやらわたしは街の中の高いところが好きらしいと気づいたのは留学中だった。ここも登るとなかなか高く、向かいに高い建物がまったくないので眺めがいい。ここは西を向いているので、ぜひとも天気のいい日に夕陽を見に行ってほしい。

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5. 地下街

モントリオールは冬、−30度にもなる地域である。とにかく寒い、寒すぎる。あほかとぼやきたくなるまである。
モントリオールの寒く厳しい冬の事情もあり、市街地の地下が巨大なショッピングモールでつながっていて、外に出なくても移動ができるようになっている地下街エリアがある。

その長さは世界最大級らしく、全長約33キロメートルにも及び、7つの地下鉄の駅とショッピングモールなどが地下通路で連結している。メトロの地図で表すと赤丸のあたりの駅がつながっている。

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ちなみにモントリオールはこの3本のメトロを覚えれば移動は完璧である。ちょっとメトロだと行きづらいなあと思うときはバスがだいたい通っていて、同じ会社なので一枚のパスを買えば移動ができる。
簡単嬉しい仕組み、東京も見習ってほしい。向こうでよく日本人の友人と話していたのは東京の地下鉄は複雑すぎるな…ということだった。

地下街に話を戻すと、とりあえずどこか適当なところで駅を出ると、もうそこがショッピングモールの入り口になっている。イメージとしては銀座の地下が全部つながっているのと似た感じだが、規模があまりにでかいので最初は迷う。迷うのも込みで時間があるときに楽しんでほしい。

モールには日本にもあるようなファストファッションブランドから、カナダグースの専門店や、アメリカの服のブランドがたくさんある。カナダでしか買えなさそうな暖かそうな靴を見るのも面白いかもしれない。また手軽に食べられるフードコートは滞在時、なんだかんだ重宝するかもしれない。お寿司など日本食もときどきある。

グルメ①モントリオールベーグル

ここからはモントリオールのグルメを少しだけご紹介!

今、一番食べたいモントリオールの食べ物はベーグルかもしれない。
モントリオールのベーグルは、日本でよく見る大きくてもちもちのベーグルとは全く異なる食べ物である。
ユダヤ人が作ったのが元祖なのは変わらないが、モントリオールで独自の発展を遂げており、どちらかというとサクサクしていてサイズも小さく、ほんのりと甘みがあるのが特徴である。

なぜか、日本にはニューヨーク式のベーグルしかない!
調べていたら湘南藤沢にモントリオールベーグルのお店を見つけたので貼っておきます、、絶対に近いうちに訪れたい。


こちらは現地のベーグル店。2つ有名なお店がある。

Fairmount Bagel
74 Fairmount West Montreal, QC H2T 2M2
http://fairmountbagel.com

ベーグルはごまがついていたりポピーシードがまぶさっていたりといろいろな味があって、一個ずつでも購入可能だが店内にはすごい量でパックされているものもある。お店に行くと時々おまけしてくれた覚えがある。つくづく移民に優しい国である!

どちらのお店もそこで焼いている様子を見ることもでき、お店をみるだけでも面白い。

グルメ②Poutine(プティーン)

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揚げた芋にチーズカードとグレイビーソースを載せたPoutineはカロリーの塊!チーズカードとはチーズの原料というか、チーズの生産途中でできる塊らしい。
上の写真はベーシックなものだが、プティーンの専門店なるものが結構たくさんあり、お店によってはプティーンにもいろいろな種類がある。

わたしはFrite Alors というお店のアボカドとかトマトソースとかがかかったメキシカンプティーンが好きだった。自分のインスタを見返していると写真を見つけた!Poutine Tacosという名前だった。

余談だがモントリオールにはメキシコ移民も多く、メキシカン料理がうまかった。街にたくさんタコス屋さんなどもある。おすすめ。

番外編:Tim Horton

どこにでもある、本当にどこにでもあるミスドみたいなドーナツ屋さん。24時間営業のところもあり、長く勉強したいときにも重宝した。

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現地人もTims, Timsと言って、お気に入りのドーナツとコーヒーを片手に歩く人は多かったような気がする。ちなみに味は普通。the・ドーナツという感じでノーマルのノーマルを行く味。でもなんだか懐かしい。Wifiがあって便利。

モントリオールという街

冬はひどく寒く、人々は短い夏を目一杯楽しみ、アートに溢れ、さまざまな人種が揃い、何に関しても自由な街。ここで学生時代の1年弱を過ごせたのは面白い経験だった。

「ここが私のアナザースカイ、モントリオール!」と、いつか叫びに行かなければならないとずっと思っている。

ただ、「あなたにとってモントリオールはどんな場所ですか?」と今田さんに聞かれても良い答えはまだ出ないような気がする。「ルーツになった場所」? うーん、そこまではいかないような…。かと言って「初めて長期滞在した海外の街」ではなんだか味気なさすぎる。

今一言で表すなら、「自分を少し知った場所」。これくらいな気がするがまだしっくりこない。もう少し人生経験を積んだらこれより良い答えが出るのかもしれない。

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