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sudumeonly1
2023年11月29日 18:49
太陽が山の奥へ沈み始めると、急に風が強まって、幾分暑さが和らぐ。風の吹き荒ぶバックガーデンで、懸命に足を踏みしめて、荒れ放題のスイカ畑とサツマイモ畑を手入れする。ここ数日の降雨で草勢凄まじく、鎌を振る僕の右腕を砕いた。しかし、スイカ畑に時折顔を覗かせる小さなスイカの実が、僕の心を勇気づけた。風はいよいよ強く丘を吹き下ろすが、しかし、涼しいのは何よりである。平生
2023年11月26日 12:12
良い仕事は幾らでもある、重要なのは誰と働くかだ。働きやすい環境は良好な人間関係の上に成り立つ。良い人々に囲まれると、仕事の負担も幾らか軽減される。仕事と言うものは何時でも厄介なものだ。余り暑いので、時間を区切って小出しに外仕事をする事にした。僕の畑は少しずつ秋めいている。夏野菜の勢いは衰え始め、そろそろ、秋以降に採れる野菜苗の植え付け時期に差し掛かっている。ブロッコ
2023年11月26日 12:04
今日は畑仕事をすべきだった。明日から暫く雨模様の予報。きゅうりと葉物の跡地は草刈りが追い付いていない。綺麗に整地して秋採りきゅうりとブロッコリーを植える予定だった。しかし、それに体が付いていかない日もある。午前中までは良かった。しっかり朝食を食べ、町の図書館へぶらりと立ち寄る。面白いものは無いかと物色していると、久方ぶりに友人を見た。フラワーアーティストをしている彼
2023年11月25日 17:50
闇に沈み始める畑。夜の帳の下りる頃。秋の虫が鳴き、暑さは緩む。悪くなる視界に、葉なのかピーマンなのか。判別の付かなくなると、今日の畑仕事は終わりを迎える。今年のピーマンは何故か実が小さい、その葉と見誤ってしまうほど。そう言う種類なのか、気候の影響なのか。そう言えば、トマトの実も幾分小さい。ミニトマトに至っては殆どならない上に、結実してもサクランボの種程度の大きさ。
2023年11月19日 15:27
二度寝後の六時三分。勢い良くがばりと起き上がる。「やばい、水遣り!」しかし、窓の外はしっとりと濡れた曇天。ウッドデッキに放置されたサンダルは水溜まりになっている。雨が降ったのは早朝のようだ。ほっとするのも束の間、中途になっている草刈りを思い出しバックガーデンへ。地面より湧き上がる濃い草花の香り。むっとするような湿度。鎌片手にサトイモの傍らへやって来ると、今に
2023年11月15日 11:15
蛾の幼虫を一通り退治して元気を取り戻したオクラに、大きな房が付く。場所によって成長の仕方がまちまちだから面白い。苗を作る時期にもよる。自然農では多少遅い方が良いようだが。しかし、遅ければ良いと言う訳でもないので難しい。ピーマンは熟して色が着いてしまう、まるでパプリカのようだ。一方のパプリカは緑色のまま変化が無い。大きくならず熟しもせず、時が止まってしまったようだ。カ
2023年11月12日 10:56
僕は割と『予感』を大切にしている。鈍感で未来予測の苦手な僕が生み出した生きる術だ。『予感』は『予測』よりも時間がかかる、物事の顛末の。どちらも何か起こる前の予防策となるが、『予測』ではより現実的な思考が瞬発的に必要となる気がする。つまり僕の苦手分野。一方の『予感』では幾度と無くその兆候が現れて来て徐々に気が付く。それを兆候と捉えられるかどうか、それだけの話である。より