出版ブルーオーシャン戦略⑬ これからクリエーターのグローバルな草の根交流が始まるはず
先日、日本人のグローバル無理無理症候群について書きましたが、チャレンジしたいとしても、そもそもきっかけがないというのもありますよね。
自分のコンテンツを海外に発信しようにも、どこに、どのように、発信していったらいいのか。
僕だって、海外に13年住んだとは言っても、そこで知り合った人たちと日常的にやりとりしているわけではないし、向こうのメディアに詳しいわけでもないし。
かと言って、海外の事情を勉強するには、他のやることが多すぎるし…
しかし、この後、世界がどうなっていくか、また冷静に思いを馳せてみましょう。
世界の皆が考えていることは共通。そして、翻訳の壁が崩れつつあるというのは前回お話しした通り。
ポケトークなど、対面でもそこでなんとか会話できちゃう時代が到来しているのです。
だから、自分のコンテンツをグローバル化して、日本の外に発信するのは、やろうと思えばできるはず。
そのためには、まずは、コンテンツを多言語化して、世界の誰が食いついてくるのかを確かめてみるのがいいのではないでしょうか。
なので、先日紹介したSigniscape(https://signiscape.com/ja/)で、多言語化の依頼をかけてみるのも一つの手です。
まだ、始まったばかりなので、誰からも反応がないかもしれませんが、誰かが反応してくればしめたもの、それはそれでグローバルとのコネクトの始まりです。
いずれにしても、翻訳の壁が崩壊して、これからグローバル草の根交流が始まるはずです。
ですから、自分のコンテンツを多言語化してみて、海外の友達を持つことが初動として大事なのではないかと思う次第です。
拙著「スマホメモ」を、英語と中国語化してみようと思ったのも、マーケティング的なオポチュニティから実践してみようと思ったのもさることながら、このような潮流からも僕は大事なトライと思っているわけです。
11月には、電子書籍版と動画書籍版を、海外でいきなり売ってみるつもりですが、売れるかどうかはともかく、果たして、自分の考えに反応してくれる人がいるかどうか、興味津々です。