思考メモをとる生活⑪ クリエイティブ・マインドが益々重要という話
経験から言うと、会社に長くいると人材は2極化するというのは事実です。
博報堂でもそうでした。
結局、与えられた仕事をやるだけという姿勢の人。時間を売るという姿勢だけの人が増えてくる。これは価値になりません。
仕事は自分で作り自分でこなす。そして、自分のアウトプット(コンテンツ)で会社や世の中を動かそうという気概でやるという人。50を超えるとそんなにいません。しかし、それが価値になります。。
時代を超えて、なぜ前者のような人々が生まれてしまうのでしょう。
理由は単純。その方が楽だからです。それでも生きていけるからです。
世の中とは、世の中に動かされる人と動かす人からできています。
今までは前者の人の方が圧倒的に多数です。
後者の人になるにはタフだし、気力が要ります。
でも時代は追い風が吹いています。個人でも、自分なりのパフォーマンスを発揮すれば、認められる社会が来ています。
大組織の中で、少ないチャンスをものにするという過去とは違うのです。
なぜなら、個人の「人となりや業績」が、立ちどころにわかってしまう可視化社会が到来しているから。
例え小さなフィールドでも、自分の価値が認められ、身を立てることができる時代。
この新しい社会を認識してどう生きるか。
益々大事になるのは、常にクリエイティブマインドを持って、やってやろうという気概だと思います。
思考メモ習慣はそれに役立つと信じています。