出版ブルーオーシャン戦略⑩ 動画書籍は売れるだろうか?
今回は、自作「スマホメモ」の動画書籍化にあたって、どこでどんな苦労したかについて語りたいと思います。
そもそも動画書籍は、当方でeasy bookと訳しているように、活字より内容をいかにわかりやすくシンプルに伝えるかがポイントになります。例えば、NHKスペシャルで「遺伝子最前線」という小難しいテーマを動画で伝える時のような感覚です。
これって意外にスキルが要りますよね。特に、普段難しく語ろうとしている作家さんは苦労するかもしれません。でも、文章で身を立てようと思っているクリエーターさんたちには大変勉強にはなるのではないかと思います。
幸い僕は広告会社出身で、かつマーケッターでもあるので短縮化はあまり苦労せずに済んだかな。
また、動画なので、だらだらと伝えるとすぐに飽きるので、どこが一番伝えたいポイントかを絞って、各章の論を展開する。これに関しては、さすがに作者なのであまり苦労はしませんでした。それ以上に、自分の言いたいことはこれ!という絞り込みができたので満足度は高いです。
次に、脚本さえできれば、あとは腕利きのアニメーターさんというより、そこそこの動画クリエーターさんにお願いすればできちゃいます。
確信しているのは、本だけでなく、動画書籍を見て、両方で理解が深まることは間違いないということです。
つまり、同じ情報を違う角度から刺激として脳に到達させることにより、そのテーマに対する脳への刷り込みが深いということですね。
手前味噌ですが、今後、こういうセットで頭に刷り込むというやり方はいけるんじゃないかと思っています。
また、その意味で、今後クリエーターにとって自分のキャラ設定って意外に重要なのかなとも思います。キャラとは自分の代わりに自著をアニメで説明してくれるキャラクターのことです。
今後、次々と発信していく時の自分の分身になるので、何と言うか、一貫した人物像が大切だと思うのです。
なーんて、ノー天気なことを述べていますが、これを実際に売るのがこれからなのです。笑
しかも、英語版と中国語版を同時に開発しています。
果たして売れるのか否か、
勝負の時が近づいています。
次回は、どうやって売ろうとしているかについて語ります。