指揮の力を劇的に高めるには❓
【指揮の力を劇的に高めるには❓】
〜指揮を振る上でのコツやヒント〜
指揮の力を高める
指揮を振る上で役立つ
ポイントをまとめてみました。
何かのヒントや考えるきっかけになれば
幸いです!
○自分の中の音のイメージを鮮明にする、
増幅させる
→スコアを読みながら頭の中で
イメージをしそれを鮮明に濃くしていく
フレーズ、リズム、拍子、和声、音色
テンポ、アゴーギグ、バランス、構成…
頭の中で音楽の各要素を
豊かな表現にしながら
クリアにしていく
→自分で各パートをそれぞれ演奏して音楽を身体に深く入れる
歌う、ピアノで弾く、ピアニカで吹く自分の楽器で…
何か使いやすいものを使い
表現を最大限しながら
練りながら身体に染み込ませる
※このイメージを鮮明にして
身体に染み込ませる事が
1番重要で
これが無かったり薄いほど
無力に…
これが濃くなるほど他のことも
自然とできるようになったり
カバーする事ができる
この時間をしっかり取れば取るほど
自ずと指揮の力も増幅する
○エア楽器で各パートの表現のイメージを
身体に入れておく
→エア楽器でそれぞれの楽器の
音色やフレージング、タンギング、叩き方等
を体感しておくと
振る時に適切なイメージが送りやすくなる
○音が出るより前に次の表情を示す、伝える
→当たり前ですが、音が出てからでは遅いので
基本的には1拍前や半拍前に事が起きる前に次のニュアンスを示す
(これができていないのが
伝わらない大きな原因の事が多い)
○音のエネルギーの流れ、波を振るイメージ
→音を点や拍だけではなく
音量、音色、リズム、拍子等
音楽の様々な要素を
エネルギーの塊として捉えそれを伝える
○息遣い、呼吸感を振るイメージ
→その音、そのフレーズが持つ
演奏する上で必要な息遣いや身体の状態
を指揮者自身が感じている事、暗示する事が大切
○フレーズ、音楽のラインを振る
(点や拍だけではなく)
○和声、ハーモニーのエネルギーと色の
流れと変化を振る
→和声の緊張と弛緩、カデンツの引力を表現して
その流れや波に乗せる
○音楽を示す→出てきた音を聴く→聴いたものから判断して次の必要な情報示す
というサイクルを意識して
循環させながら振る
○重心を下げる(気持ちや体がふわふわ浮いてしまわないように)
→俯瞰して耳が使えるようになる。演奏の重心も下がる
○俯瞰して音をよく聴く
→足元を見て進むのではなく
景色全体や山の頂上など
全体を俯瞰する視点を持ちながら
進めていく
車の運転やツアーガイドのように
○必要に応じて視点を切り替える
→全体を俯瞰するワイドの視点
細部を聴くズームの視点
○全ての音に神経が繋がっていて
その時の状況によって
神経を使う優先順位、度合いを
調整しながら振る
(全てに100%同時は無理なので神経、脳を使う配分を必要に応じて変化させる)
例えば
メロディ 何%
ベース何%
ハーモニー何%
その他…
ピアノを弾く時に
どの声部にとくに意識を向けてるか
の感覚に近い
○先を見据えて配分を計算しながら振る
→フレーズの頂上 、その曲の頂上など
大きなくくりの目的地を見据えながら
進めていく
○振るパート、楽器の特徴にあった息遣い、エネルギー感を振る、伝える
→例えば
低音楽器の重量感
高音楽器の張り
中音楽器の深み、柔らかさ
などそれぞれにふさわしい
息遣いやエネルギーを伝える
○感じている音楽を全身から放出する!
→全身が、身体中の細胞が全て音楽になってるようなイメージ
○その音楽の世界観、気分、感情に
入り込んでそれを表現し演奏者に伝播
共振させる
○気や念、オーラを送るようなイメージを持つ
→腕の動きとか表面的な情報だけではなく
指揮に限らず人に意思を伝える
上で必要なものを使う
○目と顔の表情も使ってコミュニケーションする
→指揮に限らず人がコミュニケーションで使うものを使う
→ある意味では役者のように
○必要なもの使えるものは全て使って伝える
→1番大切なのは結果として出てくる音
それが実現できる事は何でもする。
(理想は無駄なく必要最小限で
ただし足りないよりは多少無駄があっても
伝わった方が良い)
○色々な素晴らしい演奏に触れて
刺激を受けた後に
改めて自分の中でイメージを練り直す
→振る曲だけではなく
それに関連する曲や
何か音楽性を刺激される
栄養になる曲や演奏
以上
全ては難しいと思いますが
どれか一つでも意識して
やってみると
確実に何か変化があると思います。
すぐできなくても
頭の片隅に置いておくと
役立ったり
上達していく上での
大きなヒントや助けに
なると思います!
具体的なことや
詳細はまた別の機会に
お伝えしたいと思います。
何か質問などありましたら
コメントもよろしくお願いします(^^)
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