グリルという食べ方
こんにちは。クックパッドで「たべドリ」というアプリをつくっている、すどうといいます。
いちいちレシピを見なくても、あるものでパパッと料理をつくれたらいいよなぁと思っていて、どうやったらできるようになるかな?というのを日々考えています。
最近、たべドリらじおというポッドキャストをやっています。
最新のエピソードは「グリル」というたべかた(※)をテーマに収録したのですが、「野菜のグリルがおいしい!」という話でちょっと盛り上がったので、今回はその話を記事にしてみたいと思います。
(※ たべドリでは、その料理を思いつき、後世に伝えてきた偉大な先人達に敬意を表し、料理のことを「たべかた」と呼んでいます)
グリルってどんな食べ方?
Wikipediaによると、グリルとは直火焼きのことであり、
と書かれていますが、ちょっとムズカシイですね。
たべドリ的には?
たべドリチームとしては、魚焼きグリルやトースター、オーブンレンジなんかを使って、食材をまるごと焼き上げたりする料理全般を指してグリルと呼んでいます。なので、サンマの塩焼きもグリルですね。
よく合う食材は?
単純な調理法なのでどんな食材でもイケるわけですが、野菜のグリルがおいしいんです!なかでもイチオシなのはピーマン。
ピーマン
ピーマンをトースターや魚焼きグリルでまるごと焼いて、中の種やヘタごとガブっと食べます。めちゃくちゃ甘くて、ちょっと醤油を垂らして食べると最高です。
きのこ
エリンギやえのきなど、きのこ類をグリルすると、うまみがギュッと凝縮された感じになって、フライパンで焼いたときとは違った美味しさを味わえます。
にんじんなどの根菜
根菜類もグリルにぴったりです。じっくり焼き上げると、シワシワっとした感じになって、甘味がスゴいことに。
魚
さんま、サバ、鮭、アジの開きなど、もう定番ですね。めっちゃおいしい。
肉
ポッドキャスト内でも触れていますが、手羽先を焼くのがおすすめ!
そらまめ
今は時期じゃないですが、個人的なおすすめとして、そらまめを鞘ごと焼くとうまいです。
グリル料理の味付け
グリルは炒め物や煮物と違い、焼き上がりまでずっと待ってるしかないので、調理中に味付けするのが難しいです。
なので、考えられる味付けの方法は、
先に塩やこしょうなどを振ってから焼く
醤油ベースのタレやマリネ液などに下漬けしておいたものを焼く
焼き上がったものに、タレやソースをかける
の3パターンくらいです。
アレンジとしては、
下漬けするタレに風味をつける
ローズマリーなどのハーブを一緒に焼く
などして変化をつけるという方法がありますが、やっぱりパッと塩をふって食べるのが簡単でおいしいですね〜。
調理のコツ・ポイント
注意したいポイントとして、魚焼きグリルの場合、機種によって火加減や調理手順が結構変わります。
トレーに水を張るタイプや、水が必要ないタイプ
片面焼きタイプと、両面同時に加熱できるタイプ
庫内が広い・狭い(アミと火の距離が近い・遠い)
このあたりがメーカーや機種によってバラバラなので、自分の使っている機種がどのタイプなのかを把握しておきましょう。
(レシピに中火で5分とか書かれていても、正直アテにならないです😅)
ちなみにウチにあるのは水無し両面焼きタイプなんですが、とりあえず火力を最弱にして10分弱を目安に焼いてます。途中何度か様子を見て、焦げそうなら途中でやめますし、もうちょっと焼き目をつけたければ最後の1〜2分は火加減を強めるとかして仕上げていく感じです。参考までに。
やってみよう!
最後に、おすすめの調理例を紹介します。
根菜をじっくりグリルして塩こしょうで食べてみよう!
ごぼうやにんじにを棒状に切って、オリーブオイルと塩こしょうを絡めてからオーブンで焼きます。もちろん魚焼きグリルでもOK。
先にオリーブオイルを絡めるのがポイントで、外側は香ばしく、中はジューシーな感じに焼き上がります。
切り身の魚でマスタードマヨ焼きをつくってみよう!
味付けのところで紹介した、ソースをかけて焼くというアプローチです。サバとかさわらとか、なんでもOKです。ソースはマヨネーズと粒マスタードを混ぜ合わせて。
ポイントは焼き上がりのちょい手前でソースを塗ること。マヨネーズは焦げやすいので、後半で塗って焦げ目を付けたら完成です。
鶏肉をたれに漬けてグリルチキンをつくってみよう!
調味料を入れたビニール袋に、軽く塩をまぶした鶏肉を入れ、よくもみこんでおきます。1時間くらいしたら取り出して、魚焼きグリルでじっくり焼きます。
にんにく&しょうゆで唐揚げみたいな味つけにするもよし、ナンプラーを使ってガイヤーン風とか、カレー粉やヨーグルトでタンドリーチキン風など、いろいろできちゃいます。
というわけで、グリルという食べ方の紹介でした!
それではまた〜👋