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事業が成長しないメカニズム

今回は、非常に深淵でまだ私にも答えが出ていないけど、とても面白いと思っているテーマについて熱く書いてみたいと思います。

課題設定の質をいかに高めるか?

最近の私の興味関心の一つは、"課題設定の質が上がらない問題"です。
僕は職業柄、マーケティングや事業経営に関わるよろず相談事を沢山頂きます。

本業は、グロースハックを提供しているので、もちろんこれは嬉しい事です。商売的に嬉しいっていうのもあるんですが、それ以上に僕自身が課題解決が好きなんでしょう。相談に乗りながらも、どこかでウズウズする自分がいます。

その中で、ふと気づいたことがあります。

「今相談されている問題は、本当に解決すべき問題なんだろうか?」

実は、相談を受けながら色々紐解いてみると問題だと思っていた事象は、そんなに問題ではなくて、真の問題は別のところにあって誰も手につけていないというケースが大半だったのです。

非常に逆説的ですが、「なぜ、事業が成長しないか?と言うメカニズム」の方に興味が湧いてしまったのです。

普通に考えれば、みんな事業を成長させたいわけです。

それも大企業からスタートアップまで、優秀な人が集まって、あーでもない、こーでもないと議論を繰り返しながら事業を成長させるために日夜努力をしているわけです。

それも古今東西に関わらず、歴史上様々なチームが事業成長に向けて取り組んできたはずです。それでも、明確な勝ちと負けがあり、かつ市場を二分するような大きな勝負云々ではなく、単純に成長しなくて苦しんでいると言う状況の方が確率論としては多いのではないでしょうか?

叩いても意味のない問題を全員で一生懸命に叩いている状況は要するに、競合や、マーケットシェアと言うよりも、単純な自爆と言う事です。

避けたいはずの悪夢がなぜ起きてしまうのか?

大きく4つのメカニズムが見えてきました。

この4つの観点で問題設定の質の上げ方について考えて行きたいと思います。

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企業の未来戦略において重要になると思われるテーマについて、ハック思考に基づいて私自身の見立てを不定期…

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