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機能レベルのテストに、属人的な考え方はいらない

ソフトウェア開発において、「機能」を検証するためのテストは大抵の場合、俗にいう「結合テスト」フェーズで実施することが多いと思います。

ですが、多くの現場で、テストケースの作成は非常に属人的で、私の目から見て満足できる量および質になっているようには見えません。

それは、日本のソフトウェア開発は、目先の効率化を狙って、作業範囲を縦割りにして、1つの機能の設計→製造→テストを同一人物が担当することで、引き継ぎコストを低減しようとしていることが原因ではないでしょうか。


作業範囲を縦割りにすることの弊害

前述の通り、日本では各工程、各作業ごとに専属を作らず、機能単位の縦割りで担当を割り当て、設計からテストまで担当させることが多いかと思います(少なくとも、ウォーターフォール開発モデルを採用しているところではそうかと思います)。

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